教えられたことを忠実に守り、実行することです。
守は、守破離の中で一番大事と言われている事柄になります。
最初の段階では、指導者の話を守ります。
できるだけ多くの話を聞き、行動を見習って、
指導者の価値観を自分のものにしていきます。
すべてを習得できたと感じるまでは、
指導者の指導の通りの行動します。
今まで学んだことを、ここで初めて破り応用をきかせ発展させていくことです。
しっかりと基本をマスターしたら、
自分なりの工夫をして、応用・発展させていきます。
基本的なことが身につき・究めてから初めて発展させるわけなのです。
次の段階となるここで、
指導者の話しを守るだけではなく、破る行為をしてみます。
自分独自に工夫して、
指導者の話になかった方法を試してみます。
今まで学んだことを離れ独自のオリジナリティーを出すことです。
基礎を元に、応用・発展させることができたら、自分なりの独自のオリジナリティー・独創性を出していきます。
基礎(守)が出来ていないうちからこの「離」を実行してしまう方もいますが、
失敗する確率が大きく高まります。
指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容をさらに発展させることがポイントです。
守破離の「守」は出来る人が多いのですが
そこから「破」、「離」が出来ないと
独自性のないビジネスになってしまいます。
これは仕事だけではなく
ファッションでも同じことが言えます。
例えば
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守
「これが似合うからこう着ると良い」と教えられて教えられた通りそのまま着る
破
少し着崩したり、似合うと言われたもの以外も取り入れてみる挑戦をする
離
自分なりのコーディネートを考え、着こなしの基礎はそのままに自分の好きな服を楽しんでいく