nicestick曜子のブログ

 

自由劇場のロビーに飾られていたクリスマスツリー。飾りものの「JCS」の十字架、見られますでしょうか?すごくきれい。

 

 


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劇場の外のキャストボード。

 

木の枠にコルクボードが何だかとっても好きです。

 

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12月始まりました、もうあと1ヶ月で今年も終わり。早いなあー

11月の最終週に始まったJCSジャポ、先月3回行けたので(結局やっぱり(;^_^A)まとめて感想です。

見慣れてきたのか、男子ジャポメイクは美形度やっぱり上がるのだわと。(まずそこ?( ´艸`))

 

3回目でやっと確信できた(ような気がする)のだけど、オケが新しくなった箇所があるようです、

 

シモンナンバーのとこでは太鼓の音が加わって、さらに和楽器の風味が強くなったり。

オネガイでも十字架のピアノはこのまま変えないでほしいなー 

 

星空 音符序曲~彼らの心は天国に~何が起こるのか~今宵安らかに 

 

 

この冒頭場面だけでご飯何杯でもいける!いや、ここの出来で90%舞台の緊張感が決まる!(ような気がする(^_^;))好き過ぎるとこ。

 

 

音符彼らの心は天国に」

 

ユダのアレンジが芝さんスンラさんでまったく違う、勿論アレンジだけじゃない、ユダの解釈が違い過ぎる、同じ役なのに設定が違うのかと思うほど。

細かく言うと、フレーズのアクセントとか、たとえば「音符あーーなたは」とかの「あー」の歌い方がすっごく違って(こまかっ!)

大きなアレンジでいうと、「音符天国を夢見過ぎたのだーあああーあああああ(ここピアノで言うトゥリルっぽいの)あー」なんです。スンラさんの「音符夢見過ぎたのだーあああーあーあ」と全然印象が違って。(もう略!これ書くの難しいよー ←普通チャレンジしないわ)

 

群衆のユラユラもエルサとは違うのですね、日舞っぽく重心が下の方で腰を落とすようにして平面で見せるようなユラユラ具合で、またそれが好き。

 

「行き過ぎは良くないぞー」のとことか、エルサのときよりよりはっきりと光(?)方向へ手を指し伸ばすようになってて、また好きーすごく好きー!

香油の壺係の猫娘ちゃん、可愛いなあ。

 

そして香油を塗られる神永ジーの気持ち良さそうなことったらー!猫が喉をゴロゴロさせてるような感じっつーか、安らいでます、美しいですねー誰よりも神永さんが。akn  

 

 

 

芝さんのユダはよりストレートプレイ的でしょうか、(あくまでもスンラさんに比べて)。

 

 

「誰ひとり分かってない!」のとことかね、考えを一巡りさせてから「だからっ!師よ!」って感じで振り返る。

 

今期のジーザス、ここ、ペテロたちに手を引かれてはけるときに、ユダの方を見ないんですね・・・ホロリ

 

群衆に幾重にも取り囲まれてるけど、飛び越えてジーとユダが目を合わせるとこがすごく好きだったんだけどなー 目を合わせるって言うか、ユダがすごくたまらない表情(悲しいとかじゃなくて上手く言えませんが)でジーを見送って、ジーが見送られるとこが。(って、単純に言い過ぎ(^_^;)

 

星空  Mob/群衆

 

 

石投げがこわいんですけどー ビューっ!って感じです。こ、こわ…ホントに当たっちゃってるよー

 

よく見るとポケットから石を出してます、そっか舞台に転がってないものね、準備しておくのね。

全国公演のリハ見でこの投石場面、「石が少ないようですけど投げてます?」って言われた群衆、

(ちなみにここで賀山さんの一喝がこぁかった(^_^;)) 奈々ちゃんが「私は2個投げる予定で」って答えてたから、前は誰が何個投げるかと決まってたものと思われます。

今期は、イベントで聞いたら「決まってないです」って。

でもやっていくうちにポケットに何個入れるかそれぞれ決めてるんだろうなあ。(←どうでも宜しいことを想像<m(__)m>)

 

長身ズの立ち位置ね、佐久間さん光田さんは何かと対になってます、一番背が高い二人だものねー確か186とか187センチでしたか、

 

冒頭のメラメラでも女子の十字架リフトやって、それから鞭打ち終わったジーを逆さ十字でリフトする肩担当もこのお二人です。

「見て下さい立てないのです」の抱っこはエルサと同じで光田さん。

佐久間さんの兵士のソロがまたエエ声になって素敵~ラブ 

 

あと、十二使徒の最後の晩餐の位置もエルサと変わってます、長身ズは上手側。カッコいいよー

 

 

 

星空 ホサナ/狂信者シモン/哀れなエルサレム/今宵安らかに

 

 

 

シモンナンバーですごく感じるのが、エルサとの広さの質の違い。

 

エルサは荒野だったから舞台の端まで群衆が走り回ってたけど、ホサナはあえて、大八車3台のみに押さえてるよう。

ジーのおみこしはそこからあまり出てこなくて、何度か群衆が客席側に出てくるときもあるけど、おみこしジーを祭り上げるときは大八の上だけなんですねー

 

茶道の先生の言葉を思い出しました、あえて空間を限定して、そこに宇宙というか、風火水土のすべてを凝縮すると。

 

お茶の手前 って、すごく小さい空間ですべて済むんです。

火を起こし、お湯を沸かし、シュンシュンと音を立てて(風ね)お湯が沸騰して、茶碗(土ね)で茶をたてるから。極端に言うと棚の前だけで宇宙すべてが入ってると。

 

人数も敷地(っていうの?)も小さくなったはずなのに、照明の効果もあって、舞台空間外への広がりも感じる。

 

ジャポネスクは和のすべてを盛り込んでいるようで、改めてすごい演出です。

「哀れなエルサレム」では、佐久間さんの演技がやっぱりすごく好きー!諦めきれなくて、「何でだよ?ホントは違うよな?」的な半笑い、半泣きしてるんですよねーそれにジャポでも超イケメンだわ(そこ?)

 

「今宵安らかに」は、神永ジーで一気に違う場面になった気がします、神永さんこの場面好きなのね(邪推<m(__)m>、群衆との場面をすごく大事に思ってるジーザスです。

 

 

今までのジーと違うのは、やっぱり若い!っつーとこ。多分20代中頃と思われます、そうなの若いジーなの(しつこいわ)、それがすっごくいい意味で悩める青年としてのジーに近い。

 

群衆もすっごくイイの、ここ、全員のジーへのうねうね感がうすき。

ここの「見て下さい」に始まる女性コーラス→男声コーラス→混声 の流れが今期すごく印象的です。

 

 

星空 裏切り/賞金/最後の晩餐/ゲッセマネ

 

 

 

 

すり足で歩いてくるユダ、道なりの終わり(大八車おりるとこ)で軽く足を開いて居ずまいを正すかのように真っ直ぐに立つのがもぅなんて言ったらいいか・・・

 

 

裏切りへの道も全く違う二人のユダなんですね、司祭ズへの姿勢も自然と違うの、芝様は、司祭と対等にしようとしてそうなの、この裏切りを何とか政策の一環としてやりとおしたいのかも。

 

スンラさんのユダはこのときにはもはや政治もユダヤも何もなくて、ただジーを望み通りに解き放ってあげたい、それには裏切りしかない、というような強い思いに見えた。

 

 

「カネなど欲しくない」も、芝様はさらっとやってるけど、スンラさんは肩をはって虚勢を見せるかのよう。

 

司祭ズに無理やり押されるのも、芝様は押されながらもしっかりとカヤパと目を合わせ、「オレの言いたいこと、通じてるよな?合意の上での銀貨だよな?」と確認したがってる感じ

銀貨の重みも2人のユダは全然違うんです、スンラさんはジーと見つめ合ったあとは銀貨はさらっとおいといて(^_^;)、芝様はその銀貨袋を直視!直視!そして何度か「こんなはずじゃなかった、師が誤解をしてるんだー!そうじゃないんだー!」とでも言いたいかのように悔しそうに銀貨袋何度か握りなおしてるんです。

 

そしてね、ジーに見つかったときの反応も、スンラさんクタクタで立てない、許しを乞うかのようにジーに手を伸ばす、芝様はも少しまだ冷静で「し、しまった、見られた!」的なガクガク。

 

 

芝様はしばらくジーと目が合いながら耐えきれず背を向ける、という感じで、それもねー、胸に軽く手を当てて片膝立ち!いやぁそれはまたもぅね、初日にはドキっとしたわぁ~po* (この辺で止めておこう・・・(・・。)ゞ

 

 

神永ジーのゲッセマネは、問いかけて、何か知って、決意して、覚悟して、そして目を閉じてお迎えを待つ(って、仏教か?)、何段階にもジーの中で繰り返されている何かがあるようで、上手く言えませんが神永さんがずっと試行錯誤されているような、それがまた心にグサッっとくるんです。

 

美形だしねー(そこ?) 

 

司祭ズを連れてきたユダのChuuuちゅ~ は、あ、ホントにほっぺChuuuだわひゃ~・・・

 

ユダ、ジーを話す前に肩のあたりを強く抱いて、それがすっごく辛そうで。

芝様のユダは常に何か訴えてる気がするんです、「許して下さい、師よ」とか司祭に引きずられるときも、「違う、こんなはずじゃなかった!」とか。

裏切りの結果が自分の思っていた方向からはずれ、どんどん狂っていくのに耐えられないようなユダなの。

 

 

星空 Juda's Death/鞭打ち/Superstar

 

 

 

ジャポだからなのか、「何故だ―!」とさ迷う前に、直立不動になって神に問うユダ、ここ、ゲッセマネのジーと同じ!ジーユダ2人、全く同じように神と対峙してるよう。

 

そして両手を広げて「なぜ私を選ばれた」と、十字架にかけろと言わんばかりで、ここもジーザスの裏返しのユダで、そっか、神永さん可愛がられてるんだなあと(スゴイ違うよそれ)。

 

鞭打ち、やはりここは兵士に注目しちゃうわぁpo* 

 

エルサほどじゃないけど、長身ズ、群衆をガンガン蹴散らしてます、ステキ~それから新しく兵士枠になったのは山下くん?でしょうか?イケメンですわ~ほんとに今期の男子は(略

 

スーパースターのゴンドラの芝さまはそりゃもぅ~ラブラブ

 

茨の冠キャッチももぅ心配ないわ、あぁよかった。(でも前ほどのゾクゾク感はなくなったけど)、十字架背負うジーの姿は見るのがちょっと苦手なのはどのジーも同じですが、神永さんの痛々しさはまた格別で、文字とおり罪を背負ってるようで、敬虔なクリスチャンの試練のよう。(ってつい思っちゃうんです。神永さんがクリスチャンだと言う前提が印象的なもので。)

 

星空 カテコ

 

 

ユダで一段と拍手が大きくなるカテコが好きー!

 

白子くんたちでまた一段と大きくなるカテコが好きー!

最後に手を振ってくれるカテコは何回目のでしたっけ?

神永さんが真面目にギリギリまで手を振ってくれるの、良い子なのね… う~
白子くんたちの名前はキャストボードにもキャストシートにも出ないですね、前はちゃんとあったのになあ。不満です。でも頑張れ白子くんたち!

 

ちなみに2,007年のジャポ、斎藤准一郎くん洋一郎くんや竹内一樹くん、玉井くん、白瀬さんは同じ時期に白子くんとして大八車やってたのでしたー(って、今昔のキャストシート見て発見したの)

 

 

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あと2週間少しで千秋楽です。

さらに進化するであろうジャポネスク!最後まで熱い舞台が続きますように!