「欠陥はなかった」と米運輸省が最終報告し、トヨタの主張が認められましたね。フロアマット問題の初動を誤り不信を買ったのは事実ですが、それにしてもラフード長官の発言は如何なものかと思います。
昨年は、調査の始まる前から「トヨタには乗らないほうが良い」と。今回は「娘にトヨタ車を奨めた」と報道されています。
政治家からの圧力に屈してしまったわけですが、これが米国型民主主義なのだと言えば当たっていますが、何か割り切れないですね。
それにしてもトヨタの関係者の忍耐力って凄い、敬意を表します。
で、米政府に損害賠償を請求することも出来ると思うのですが(トヨタはしないでしょうね)。
この報道から、改めて科学的態度について考えさせられた次第です。
ゴルフでも同じ場面にしばしば出くわします。こんな場面です。
自分のスイングが納得できなくて、人に聞きます。その方がアドバイスすると、そのことを聞き流すだけで、試してもみない。
人様にモノを訪ねたら、自分で試してみて「やっぱり私には合わない」とかくらいは、最少限の礼儀と思います。
パットでも同じような場面を見かけます。アドレスだ、グリップだ、ストロークだ、といろいろな話題についてです。せめて試してみて納得したとか出来なかったとかを会話にすれば、アドバイスしたほうはスッキリすると思います。
いずれの場合も、納得したとしても、直ぐにスコアに結びつかないのは事実ですが、自分で試してみてそのアドバイスを(それ以降)採用し続けるかどうか、というプロセスを経るべきだと思います。
なかには聞くこと自体に自己満足を覚えておられる?と思う方もいらっしゃいます。
長年の癖と言うものはそう簡単に直せるものではないですね、相当の決意が必要です。一時的にはスコアが悪くなることも覚悟の上で取り組み、過去を乗り越えて初めて、次の階段を上ること(HDCPを良くする)になるものだと思います。
ラフードさんは、公平公正さを欠いていました。いわば科学的な取り組み
をされていないので、ゴルフの上達は望めないのかな(ゴルフをたしなむ方なのか存じ上げませんが)と、悪口を言いたくなるくらい非科学的な態度だったことが否めないと思います。