目澤秀憲さんの「マレット型の優位性」に続く記事がありましたので、週刊ゴルフダイジェスト(2024年NO.19)から一部を引用させていただきます。
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D:アマはパッティングの際に、そもそもボールを真っすぐ転がせてないという話がありました。大部分はセットアップに問題があるという話でしたが、ストロークにも問題はありますよね?
M:はい、残念ながら。
D:具体的には?
M:大きくは2つあると思ってます。1つ目は「真っすぐー真っすぐ」にストロークしようとしすぎてしまう。もし、パターのライ角が90°なら、シンプルな振り子式ストロークでフェースをスクエアに当てられるけど、80°以下なので、ほんの少しアークのあるストロークの方が自然。無理に真っすぐにストロークしようとするとインパクト条件が一定にならないケースがあります。
D:背骨を地面と平行にして、背骨を軸にストロークするという方法もありますね。以前、M・ウィーがやっていましたが、、。
M:本人に何の違和感もなければそれでいいと思います。
D:もう一つのストロークミスは何ですか?
M:フェースを必要以上に開閉させてしまうことです。ストロークにアークがある以上、フェースはわずかに開閉するのが自然ですが、その度合いが強すぎるということです。
有名パッティングコーチのS・スイーニー氏(C・モリカワ等を指導)はトッププロのインパクトゾーンを正面からの映像で見ると、トゥがヒールを追い越しているように「見える」と、アメリカの有料動画で言っていました。それを真似するとフェースが開閉が大きくなりすぎる、と。
D:本来はどう動いているのでしょうか。
M:テークバックではデロフトし(ロフトが立ち)ながら、トゥがヒールよりも開いて上がり、インパクトで「リロフト」する(ロフトが元に戻る)時にトゥとヒールがぴったりスクェアになって、そこからはロフトが増えていきます。
これはT・ウッズを含め、パターの名手の共通の動きで、ローテーションと言うよりは、縦の「リリース」に近い感じになります。
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M・ウィー型のパットをずっと昔からやってる方がおられますが、その方は今でも背骨を水平にしてストロークしています。
パット上手いです。
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