「北欧こじらせ日記」

北欧週末部chika 著 世界文化社


自分の夢を見つけて実現していくエッセイマンガ。

好きを形にしていく行動力があるし、粘り強く自分に向き合う姿が素晴らしい。

chikaさんの人柄の良さが滲み出ていて、ほっこりしつつシャンと気持ちが伸びる感じがする。


自分を幸せにするのは自分。


新しいことをするのは胆力がいるけれど、迷いながら好きを原動力に進んでいった経緯が描かれている。


今、著者のchikaさんは夢の一歩を進んで、今年フィンランドのお寿司屋さんに就職されました。


電子版もあるけれど、紙にも綴じ方にもこだわって作った紙版もおすすめ。

ページが平らに開くので、読んでる時にストレスが少なくて読みやすい。


SNSで定期的にフィンランドからエッセイマンガも更新されていて、いい人だな〜と思いながらほっこりエピソードに癒される。



2章の北欧こじらせキャリアで、職場の上司にchikaさんが言われた


「人は自分の知っている範囲のものしか選べない。...だから今の範囲に無いなら見える範囲を拡げれば良い!気になる事はどんどん試してみ!!」


は至言。


今の自分では出来なさそうなら、どうしたら出来るようになるのか。手持ちの武器を増やせて可能性が上がる、また視野が広がって違う景色が見えるかもしれない。


私は一人で海外旅行とか無理と思ってたけど、何とか行ったしな〜。

やったらやったで、ほんとにやりたい事なら何とかなるもんだなと思ったし。


試しにまずは行動してみないと。


ほんとにやりたい事なら、いいタイミングでGOが出る。カードが揃って動く。


ハードル高くて尻込みしてる時は、その前に似たようなちょっと小さなハードルでクリアするような出来事があってから、本番って感じで何とかやり切ったという事もよくあった。


海外1人旅の前に飛行機で行くくらい離れた知人のところに行く必要があって、国内1人旅をした。

それまで国内外旅行は、ほぼ人任せで手配してもらってた。誰かが行きたい旅行に誘われたら一緒に行っていた。



でも、新しい事はそれなりにストレスも多いので、楽しむ気持ちもないと続かない。


マンネリより、新しい驚きや知見が得られるのは面白いと思うのでまずはやってみている。