SNSで国葬の話題が盛んだけれど、

ロイターかガーディアンの日本の国葬の記事のコメント欄に、もう火葬にしたのに意味ない的なやり取りがあったらしい。

更に、それに付いていたコメントのやりとり。

フランスのお葬式に出席した人が、自分達が日本から到着するまで2週間冷凍保存され、お葬式を3日間次々とお別れに親しかった人々が訪れたが、火葬した後の遺灰はフランスでは無価値らしい。

文化の差、と締められていた。


ネットでちょっと調べて読んだコラムでは、フランスはカトリック教徒で土葬が基本だが、近年火葬も増えてきているらしい。


生死観が宗教や国によって違う。



コラムでは臓器移植の話にも触れて、遺体に対する感覚の違いが臓器を提供するかどうかに影響しているかもという。


先日、BSのクールジャパンという番組のロボット特集をちょっとだけ見た。

犬型ロボットを供養するお寺についてのビデオを見たコメンテーターの外国人は全員「?」

同じ新しいのを買えばいいじゃない、供養する意味がわからないとのこと。


森羅万象八百万、万物に魂が宿るというような感覚や、古い物が妖怪になる等、ロボットを同じ様に供養する事はしないにしても、気持ちはわからなくないという日本人司会者との感覚の違いが興味深かった。


犬型ロボットを供養している人も魂が宿ったとは思っていないにしても、自分の気持ちの区切りに行っているだけにしても、弔うという気持ちの違いか。


生まれた時から染みついて当たり前の感覚を言語化して、他と対比するのはなかなか難しい。