妊婦歯科指導 | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

妊婦さんへの歯科指導の目的は妊婦さん自身への歯科指導と、生まれてくる赤ちゃんへの心構えです。
初めての出産は不安が多く、話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になるという方もいます。私も3回出産を経験していますから、少しアドバイスできることもあり、保健師さんや栄養士さんと一緒になって考えることもあります。
身体のホルモンバランスが崩れて妊婦さん特有の歯肉炎になったなど専門的なお話は私が引き受けています。
質問が多いのは「妊娠中に歯科の治療に行ってもよいか」「レントゲンをかけてはいけないですよね」などです。
できれば、歯の治療は妊娠する前に終了しておいてほしいのです。歯の痛みは我慢できません。我慢できないほど痛ければ、とりあえず歯科医院へ相談しに行きましょう。
妊娠中だと伝えればよいのです。
生まれてくる赤ちゃんはもうお腹の中で「歯の芽」ができています。
生後半年くらいから下の歯が生え始めますが、個人差があります。
歯が生えていない時からほ乳瓶でジュースを飲ませる癖はつけないでください。
特に寝かしつけにあげないで。
離乳食が始まり、おやつが始まったら気をつけること。
歯が少しでも出てきたら、ガーゼ磨きから始めましょう。
歯磨きが好きになるように、お母さんが磨いている姿(楽しそうに)を赤ちゃんに見せましょう。
まだまだありますが、中学生になって、全部永久歯に生え代わり、むし歯が一本もない子どもにしましょう!!
私が実践できたので大丈夫ですニコニコ子どもにも大きくなって感謝されますし、歯列矯正がなければ歯科医療費がかかりません音譜
今どきのお母さんはむし歯予防に熱心で、こちらも13年前と比べればお話しやすくなりました。できれば、心構え的なものは一緒に住んでいる姑さんにもしたいのです。
むし歯予防は家族の協力が必要なのです。
その必要性を感じて、老人会へ行くと赤ちゃんのむし歯予防の話をするようになりました。
むやみに甘いお菓子をあげない、口移しで食べ物を与えないなどです。
田舎はまだそういう事を平気でやっているおじいさん、おばあさんがいます。
悪気はないのですが、お嫁さんが言いにくいというので、代弁しています。