災害ゴミを捨てに行く(6) | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

家の敷地内に落ちた瓦、雨樋、ブロック塀、物置のビニールトタン、その他どこからか飛んできたものをひとまとめにしておきました。ほどなくして南房総市から災害ゴミの搬入のお知らせが回覧だったり防災無線できました。まず災害ゴミを金属、瓦、コンクリート、ビニールトタンなどと細かく仕分けておく必要がありました。うちは細かく分別してなかったので、その作業は大変でした。うちから20~30分の所にある場所まで車で運びます。ワゴン車で4回は運びました。最初は役場の人が車から下ろすのを手伝ってくれましたが、さすがに疲れる作業だったのでしょう。回を追うごとに指示に代わりました。初回はすごい車の列で、こんなにもみんな家がやられているんだなって改めて緊急事態だと思いました。その頃よくテレビでもやってましたよね。私達はまだ自分たちでどうにかできましたが、独り暮らしのお年寄りには無理です。少しでしたが、近所の人のゴミを運んであげたりもしましたが、のちに住んでいる地区の若い人の有志がトラックで持っていってあげるから玄関前に出しておくようにといううれしいお知らせもありました。車に積む時は土嚢袋に入れ、置くときはそこから出して置く。時間、場所もその日によって違います。(なぜかというとひとつの搬入場所がいっぱいになってしまうと、違う場所へとなる為)うちも前日に仕分け、車に積んで、仕事の昼休みに持っていくという作業でした。市の初動体制がわりとよかったので、町には道路にゴミがあふれて困るということはありませんでした。ただ、一部の人は災害ゴミを普通のゴミステーションに出すという、それ誰が片付けるんだって。ゴミステーションがトタン屋根とかでいっぱいになり、そこの区長さんが困って市に相談してました。やはり、災害時にはそれなりのルールを守る必要があります。困った時は誰かに相談すればいいんです。役場の災害ゴミ収集が終わったら、同じゴミは今度からはお金を出して捨てる必要が出てきます。実際うちも8ヶ月後に屋根を全部張り替えましたからその時に出た いらない瓦は何十万円も出して捨てることとなりました。