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★脳:シナプスの可塑性★記憶力UP・スポーツ能力向上・認知症予防★

 

●シナプス可塑性とは
・脳内には、ニューロンと呼ばれる神経細胞がシナプスを介してつながっていて、電子回路のようなネットワークをつくって情報を伝達している
・ニューロン同士を接続するシナプスは、その人がさまざまなことを経験したり学習したりすることで、それを記憶し、変化する

・ニューロンから受け取った情報をそのまま流すのではなく、シナプスを大きくしたり小さくしたりすることで、情報の伝わりやすさを操作している

・このシナプスの変化を、『シナプスの可塑性』という

 

●可塑性とは簡単に言うと、新たに作り変えられること(再組織化)

・学習してよく発達することもあれば、使わなくなって衰退することもある

・脳は良いことも悪いことも学習する

・正しい学習や練習が大切になる

 

●物の名前を覚えたり、計算をしたりするときだけではなく、体で覚えるような運動学習の記憶にも『シナプスの可塑性』が影響している
・たとえば、初めて自転車に乗るときは、何度も失敗していく中で体の動かし方を学習して乗れるようになる

・そういった失敗から学習し、修正することも『シナプスの可塑性』が関係している

・要するに、乗れた感覚を覚えるだけではなく、乗れるようになるまでの過程においても、『シナプスの可塑性』が働く

 

●後天的な経験で、その後の記憶力や学習力をアップできる

・可塑性にもいろいろなレベルがあるが、、乳幼児から大学生までの発達期は、とくにそのレベルが高い傾向にある

・つまり、若い頃の記憶は、比較的忘れないで覚えていられる

・若いうちにいろいろな経験や学習をすることは良い効果を生む

 

●スポーツの世界でも、子どもの頃からひとつの競技に絞るのではなく、全く異なる動きをする競技をトレーニングに取り入れる

・同じ競技だけをしていると、決まった動きしかしないために応用力が身につかない可能性がある

・もちろん、競技の種類によるかもしれない

・だが、全く異なる動きをする種目をトレーニングに取り入れると、状況判断やその状況に応じた動きが新しく生み出されるので、効果がある可能性がある

・新しいチャレンジで、身体的な運動能力を高めるだけでなく、使われていなかった脳の機能を活性化させ、情報の処理能力も高めることで競技力の向上にも繋がる可能性が高い

 

●英才教育は良いのか

・効果を生むためには、そもそもの精神状態が良くないと勉強も長続きしない

・脳を活性化するには、刺激を与えることが必要だが、反対に刺激しすぎることも心のバランスを崩す原因になる

・英才教育でも、本人が楽しくないのにやらされているのが一番良くない状態であって、本人が楽しんでやっていることであれば、効果は得やすいと言える

 

シナプスの可塑性を健全な状態で活性化させるためにも、“無理なく続けること”が大切だということ

 

●シナプス可塑性を増強する方法=“ボケ”を予防するための10ケ条

1.偏りのない食生活
2.適度な運動をする
3.興味・趣味・生きがいを持つ
4.人とのコミュニケーションをとる
5.高血圧・高血糖・肥満にならないよう気をつける
6.アルコール・煙草は極力控える
7.ストレスが溜まらないようにする
8.ルーティンワークだけでなく、新しいことにチャレンジする
9.質の良い睡眠を取る
10.計画を立てるなど積極的に頭を使って考える

 

●勉強だけを詰め込むのではなく、遊ぶことも脳の活性化には重要

 

●ずっと受身的にルーティンワークだけを繰り返していると、使われる部分が限られ、脳の働きは次第に衰える

・たとえば、日本人が英語を学ぶときに、脳がどのように働いているのかというと、初学者の脳であれば一生懸命英語を覚えようとして脳の働きが活発になるが、英語が話せるようになってくると、あまり活動しなくなる

 

●『シナプスの可塑性』はよく使われている部分は強化されるけれど、使われない部分は淘汰されてしまう性質がある

・脳に新しい刺激を与え続けること

・つまり、運動したり、学習したりすることが大切

・『シナプスの可塑性』を強めることにつながる

 

 

◆参考HP

https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/synapticplasticity