腕を組んで 首斜めして

一人よがり考えた

誰にも言わない 約束もない

晴れることのないあの日のこと


黙ったままの赤い空


*すれ違う人も立ち止まる人も教えてはくれないだろう

優しく密かなさよならの仕方教えてはくれないだろう

不安をぬぐう事を一生できない恋なら

私は大きな声であなたにさよならを言おう*


途方に暮れて道に迷って

暗い暗い闇の中でも

遠くに香るあなたのにおい

手探りで探したあの日のこと


この淡い日々よ腐るな


すれ違う人も立ち止まる人も慰めてくれないだろう

疑い始めたあたしの元には何も帰らないだろう

「どこにいてもあたしの事を忘れたりしないで。」

この言葉を何よりもあなたに言いたかったわ


*繰り返し









hi