私は学生時代から生理が結構重く、仕事中にあまりの腹痛に動けなくなりしばらくソファで休ませてもらったり、朝から貧血で倒れて会社を休んだりすることもたまにありました。


この痛みは普通じゃないと思って、初めて婦人科を訪れたのが確か25歳くらいの頃です。

そこはネットで調べて行った病院で、何の縁か不妊治療に特化した病院のようでした。


とりあえず、診察を受けたのですが「子宮が後屈している」と言われ、痛み止めの座薬をもらって帰りました。

待ち時間も結構長く、患者も多いため先生にろくに説明を受けられずあわただしく帰らされたような印象でした。


その後自分でネットで検索してピルを飲めば生理痛が軽減すると知り、自分からピルの処方を希望して半年くらい飲み続けたような覚えがあります。


ピルを飲むと経血の量もかなり減り、確かに生理痛が軽くなりました。


その後、何年かして、違う婦人科の病院へ通うことになり、卵巣が腫れている(チョコレートのう腫)ので定期的に様子を見るから通うようにと言われました。

1年くらい様子を見てたのですが、子宮内膜症の数値が上がってきたのでスプレキュアで半年ほど生理を止めてのう腫を小さくしようと言われました。

結局スプレキュアは2週間使っただけで、すぐにゾラデックスという注射に変わり毎月打ちに病院に通いました。

(この注射の副作用がきつかったです)


治療が終わった後の血液検査では、幸い子宮内膜症の数値は下がったので、その後半年ほどは低容量ピルを飲んで様子を見、ピルが終わった後は3ヶ月に1度検査に通うだけですむようになりました。


2007年に結婚して引っ越したので通うのが難しくなり、結婚後1年経っても妊娠しないのを機に不妊治療で有名な病院へ通い、現在に至ります。


今も小さなチョコレートのう腫はあるみたいですが、先生からは特に何も言われていません。

生理痛は昔ほどではなくなり、痛み止めを飲むほどでもなくなったのですが、なかなか妊娠できずにいます。