新しい命を迎える





昔から子供は好きだったし

小さな頃から 
子供が子供に世話を焼く子だった



「いつかは 母になりたい」
と思っていた

「そのいつかは今じゃない」



やりたいこと

行きたい場所

今やるべきこと



たくさんありすぎて


いつの間にか 「今じゃなくてよかった」
と思う自分がいた



そんな昨年、突然に新しい命はやってきた


予測もしてなくて

でもどこか願っていた 

そんな願いが ふ と叶った瞬間



迷いもなく
どんなことがあろうと
この命を 大切にしたいと思った



これまで
自分のためだけに時間を使い
自分のやりたいことにまっすぐ向き合ってきた



自分より大切な存在のために
時間をかけること

守るもののため 行動を制限すること



そんな環境に耐えられるのかと
怖さもあり 不安は今でもある



世間の理想の母親になれるのだろうか
そんなことは心配していない


理想とは誰かの描いたものであり
誰かの期待に応えて 満足するだけのもの


押し付けられる意見はエゴイズム



母になったからと言って
私が私でなくなるわけではない


親になる
母になる


その体験をさせていただいている



育ててあげたのではなく
育てさせてもらう


と思える親になりたい



親としての責任はあるけれど
子供は所有物ではなく



人間は
産み落とされた瞬間から
死ぬ時も  一人



本当に大切にする

まずは認めること

その可能性を最大限に活かせる環境をつくること



子育ても 仕事も 人間関係も



そんなことを感じさせてくれる
飾らない姿


そんな尊敬できる人に出会い

この時代を生き


たまたま私に託された
新時代への命を紡げる役割を果たせること


精一杯努めたい









「あなたのためにしてあげたのよ」

「私はあなたのために…  私はあなたを思って…」


ずっと言われてきた





親子でも  恋人関係でも同じかもしれない



それはきっと自分の中で何かを我慢して


子育てをしてきたという思いがあるから



それも大切で
ひとつの正しさかもしれない




一人の人間として


日々を楽しんで


仕事もしたいし


自分のやりたいこともする



人生を全力で生きる

魅力的な人は

子供から見ても

恋人から見ても



輝いているはずだ🍀✨