掃除完了。(ほぼね・・・

ということで、年末にできなかった部屋の大掃除をし、幾分小ざっぱりした部屋を見て、気分の良くなっているB-mです。



閑話休題


さて、今日は久しぶりに感想・レビュー記事なぞを書いてみようかと。



最近読んだ中で、個人的に印象深かった作品を一つ。




Reality Color


『マイガール』

ラノベとかではなく漫画です。

ジャンルはネオホームドラマ、平たく言えば家族ものです。



【内容】

平々凡々とした毎日を送る青年・笠間正宗のもとに、恋人の訃報と一緒にやって来たのは、コハルと名乗る幼い女の子。

少女は、亡き恋人の陽子が残していった5歳になる彼の娘だった。

ずっと自分に娘がいると知らないでいた正宗は事実に戸惑う。

しかし母親が好きだった正宗といたいと願うコハルの純粋な気持ちに触れ、一緒に暮らすことを決意する。

そして、大切な人を失った親子の、昨日と違った小さな新生活は始まる――




ジャンルがジャンルなので、この作品に出てくるエピソードは話自体はありふれたもののように感じますが、どれも心に沁み入ってくるような穏やかさや優しさがあるように思います。

意地悪な子供がいても、逃れられない死を目前にしていても、それらを笑って受け入れられそうな芯の強い優しさを感じました。


あとは、絵が作風に良く合っているというのも大きいですね。



本当の世界はこんなに美しくないです。より残酷で、悲惨で、醜く歪んでます。

報われないことや、満たされないこと、理不尽に思うこと、そんなことがたくさんあります。

私自身就職してから、そういうことを実感する機会が増えましたし・・・



まぁ、だからこそ、ある種澄み切った印象のあるこの作品を私自身気に入ったのではないかと。



なので、精神的に参ってしまってる人、和みたい人に読んでもらいたいなぁ、とそこはかとなく思いまする。

ラノベでいうと、『半月』とか好きだった方はベクトル的に合う・・・と思う、多分、きっと。


ただ、レーベル自体、漫画業界の中ではそこまでメジャーではない?ので探すのは少し大変かもですが・・・