私の知らない彼の歴史が

たくさん詰まっている

アルバム。。

それを見ながら 涙が止まらなくなった私。


1枚の写真が 私を現実に引き戻した。

ヨダレかけをしている1歳ぐらいの彼。

そのヨダレかけ、、、

全く同じ物を 私の長男もしていた。。

彼と 私の長男は2才しか変わらない、、


息子より2才年上の男性と
結婚する私って、、、??



私とて 長男を慈しんで愛情たっぷりに
育ててきた


彼のお義母さんだって そうだ!


何で こんな年上の自分と大して変わらない
女に大切な息子を 取られなくちゃ
いけないのか⁉️


彼の両親に 初めて会った時に
私のような年上女で申し訳ない事、
結婚など望んではいません。
と伝えておいて。。。


私って、、、
なんなの‼️



彼が毎夜 実家へ行き

私との結婚を認めてくれるまで

両親と攻防戦をしているとは知らず、、。


その後に 

『俺の両親が麗子との結婚を認めてくれました』

『結婚して下さい‼︎』

とプロポーズされて 

フルスピードで ここまで来てしまった私。



義両親の気持ちは 置き去りにして

来てしまったように感じた、。




アルバムを見て

泣いて謝まる 私に



お義母さんが 静かに

彼と義両親との

その攻防戦を話しだした。。。




交際をした当初

19才年上女性と真剣に付き合っている事、
結婚を考えている事、
両親が俺の子供を期待しているなら
それは諦めてほしい!と
初っ端から 彼が両親に伝えていた事を
聞いた。。。



だからこそ、義両親は
どんな女性なのかと
私に会いたかったと、、、。



会って 悪い印象は
持たなかったと言ってくれた。



ただ、毎夜 仕事帰りに
結婚を認めて欲しいと言ってくる
息子に、



まだ付き合って間も無いのに早いでしょ!
結婚じゃなく 同棲でもいいじゃない!
その間にお互いに別の人が現れるかも しれないじゃない!
やっぱり子供が欲しいって思うかもしれないじゃない!

と 義母さんは 必死の抵抗をしていたらしい。


私も息子を持つ身、その思い痛いぐらいに分かってしまう。。



1ヶ月近くに 渡って
訪れる息子、、、。しつこい(笑)




彼が お義母さんに
『なんで オヤジと結婚したの?』

お義母さん
『それは愛してたからよ』


彼が
『それだよ‼︎ 俺も麗子を愛してるんだよ!
こんなに人を好きになったの初めてなんだよ‼︎』


『母チャンは 俺に麗子を諦めてさせて、
愛してもいない女との結婚と子供を望んでいるのか?』



『愛してもない妻子の為に 喜びもなく馬車馬のように働いていく人生を望んでいるのか?』



『俺の人生の幸せって 何なんだ?』



言われたのよ、、、と義母。



私は涙ながらに 聞いていた。



義母さんが、、

『私ね、麗子さんと一緒にいる デレデレして幸せ一杯な顔をしている息子って 初めて見たの。
28年間育てて来て この子こんな表情するんだって驚いたのよ。』


『あの子はね、前に交際していた彼女にも私達にもクールガイ男を気取ってて、こんなに情熱的に人を愛せるなんて知らなかったわ。』



『麗子さん、私には次男の所にもう孫が3人もいるのよ。それで充分よ。』

『息子の人生は 私のものじゃないわ』

『親なら 子供の幸せを願うものじゃない』


『あの子は麗子さんじゃなきゃダメなのよ。
息子を幸せにしてやって下さい。』


最後は お義母さんも泣いていた。。




ありがた過ぎて、、、

帰るまで 涙が 止まらなかった私。。



この日に私は誓った


彼の人生、必ずや私が
幸せにしてみせる‼︎ と