ここでは始めたの報告〜
私、去年の12月のクルミ割りの舞台で捻挫して以来まだ右足が完治しません。。。
日本を旅立ち、先週からボストンバレエ学校の夏期講習に参加してトレーニングしてたけど、昨日お医者さんでコルチゾン注射を再びしました
足治りますように〜
て事で、今日は踊れなーい
その代わりに、同僚でバレエ団のプリンシパル Paulo Arrais(パウロ)が教えてたパドドゥクラスを見学
(ビデオ1)海賊のパドドゥ
(ビデオ2)プロムナードの指導
ビデオでは伝わりにくいけど、久しぶりにすごく感激した
最後にこれほど感激したのはウィーンで働いていた頃かな
パリオペラ座の元エトワール、マニュエル・ルグリが監督だった時→ 度々、リハーサルで私たちダンサーに指導する事があったのだが
言う事、指摘する事が「まさにその通り!」、「ヘーなるほどー!」と思わず思う事ばっかり
やっぱり、数え切れないほどの作品を踊って、多くの有名振付師と直接働いた人ならではが持つ知識?
フォーサイスにも去年、Artifact で Woman in Grey を踊らせてもらった際に個人指導を受けて刺激を受けたけど、これとはちょっと違う。。。
ルグリもパウロも、踊りの質をすごく大切にする!!
そして、腕や足をどう動かすのかだけではなく、何故そうやるのかを説明してくれる
特に今回のストーリーがあるパドドゥとかだと→ 首の傾げ方一つにも、その役柄ならではの傾げ方、その首の傾げの意味 等々
オタクっぽくなってしまったけど
足をただ高く、ピルエットをひたすら多く、顔をとりあえず作る/首を動かす、というダンサーが特にコンクールとかで見える中
バレエはスポーツではなく芸術だから、質というのを大切にしなきゃなと思った瞬間でした
以上