イギリスとインドでホメオパシーを学んで帰国した

森れい子さんとお話していて感じたこと。


ホメオパシーの中にも

いろいろなメソッドがあっていい、ということ。


自分のメソッドが一番いい、と思うことは

他のメソッドはよくない、と決め付けてしまうこと。


それは、ホメオパシーの持つ無限の可能性に

背を向けていることなんじゃないかなって思った。


森さんは、RAH UK校だけでなく

Allen College of Homoeopathyにも通い

クラシカルホメオパスのスブラタ・バナジー氏からも学びました。

Sバナジー氏のインドにあるクリニックも訪問し

そこで400ケース以上をみて

ご自身でも500ケースぐらいをみてきています。


クラシカルホメオパシーではレメディーは1種類。


Sバナジー氏も処方するのは1種類。

とてもシンプルな処方。


でもちゃーんと効果が出ていたそうです!!!


1種類のレメディーしか出さない分

レメディーは厳選して選びます。

だからマテリア・メディカを徹底的に学ぶそうです。


1種類のレメディーしか出さないからこそ

クライアントさんの反応を見て

そのレメディーについてさらに学ぶことができる。


レメディーの知識が半端ない!



「1種類のレメディーだけでは治らない」

という思いは、一度捨てちゃおう。


もし1種類のレメディーだけで改善が見られなかったら

私のレメディーの知識が不足しているからかもしれない。



Sバナジー先生のやり方は水ポーテンシーだそうです。


1種類のレメディーをペットボトルの水に溶かし

それをちびちび飲んでもらう。


その水が10分の1ぐらいまで減ったら

そこにきれいな水を加え

またその水をちびちび飲んでもらう


・・・これを繰り返してもらうそうです。



ちょっと意外でしたが、こういうリピート方法を

クラシカルホメオパシーでもやるんですね! 



そして


症状が消えてからではなく

症状が改善し始めたら


レメディーをやめるそうです。




森さんは、いろいろなメソッドを学び実践した結果

どのメソッドにも偏らないバランスのとれた考え方をする人。

そして静かに実践する人。


クラシカルホメオパシーに対する

私の思い込みをほどいてくれました。


クラシカルとプラクティカル

わざわざ対比させる必要はないよね。

対比させることで生まれるのは対立だもんね。


ホメオパシーをまるっとそのまんま実践していきたい

そんなことを思いました。