今日は、ホメオパシーホームケアマスター動画講座を

 

受けて下さった方との質問タイムがありました。

 

 

ご自身にこの数年、お困りの症状があり

 

2人のホメオパスに合計2年間、かかっていたそうです。

 

 

その中で、かなり強い好転反応(*)を経験されたそうです。

 

「この辛さを乗り超えたら、よくなるはず」

 

「好転反応は辛いけれど、好転反応が出ることには意味がある」

 

そう信じて、コンサルを続けてきたそうです。

 

 

2年頑張ってみたところで、ホメオパシーはあきらめ、

 

別の療法に切り替えたとのことでした。

 

 

これを読んで、どう思われますか?

 

しっかり好転反応が出たのに、

 

体調が整っていないことに疑問を感じませんか?

 

 

 

「好転反応」と呼んでいいのか?

 

レメディをとって何かしらの症状が強くなったとき

 

すぐに「好転反応」と呼んでいいのでしょうか?

 

 

レメディをとった結果として出てきた症状が一段落したときに、

 

もともとの不調が整っていたときにはじめて

 

「あれは好転反応だった」と振り返って言えるのであって

 

まだゴールに辿りついていないのに

 

「好転反応」と呼ぶことはできません。

 

 

「好転反応」と呼んでしまうことで、

 

「いいもの」と肯定することになるので

 

ホメオパスも、クライエントも、盲目にしてしまいます。

 

 

そのレメディをとってからの不調は、必要があって出ているのでしょうか?

 

クライエントは、辛い不調であっても、我慢するのが最善なのでしょうか?

 

 

 

 

ここで私が伝えたいことは2つ。

 

 

 

ホメオパシーには好転反応の概念はない!

 

そもそものホメオパシーには「好転反応」という言葉はありません。

 

あるのは、

 

1)Healing Reaction(治癒反応)

 

2)Aggravation(レメディによる悪化)

 

 

 

 1)治癒反応について

治癒反応は、急性症状のときに現れることがあります。

(必ずではありません)

 

体調不良のときに、レメディをとったら熱があがってきたとか

 

体調不良のときに、レメディをとったら下痢がはじまったとか

 

体調が整うまでのプロセスが、後押しされることがあります。

 

これは決して悪い反応ではなく、様子を見守ることができます。

 

 

 

 

 2)レメディによる悪化について

レメディによる悪化は、慢性的な不調に対してレメディを使うとき

 

絶対に避けなくてはいけません。

 

 

なぜなら、レメディによる悪化が起ると

 

クライエントの体は、症状を出す方にエネルギーを使ってしまい

 

回復するために必要なエネルギーが枯渇してしまうからです。

 

 

慢性的な不調のときは、最新の注意を払って、

 

「悪化」が起こらないように配慮すべきなのです。

 

 

 

 

レメディによる悪化が起る理由は3つ

 

①レメディがあっていない

 

②ポーテンシーがあっていない

 

③リピート頻度があっていない

 

 

ホメオパスは①②③を見直し、調整をすべきだと私は考えています。

 

調整すれば、悪化が長引くことはほとんどありません。

 

 

ただ、「好転反応は必要」「好転反応はいいこと」

 

と思っていると、調整しようとは思えないと思います。

 

 

そして調整する方法があるのに、その情報にアクセスできないまま

 

ホメオパスを続けていくことになるのかなとも思います。

 

 

 

 

 

好転反応の捉え方は、ホメオパス選びの目安になる!

 

好転反応について、これだけ肯定されている国は

 

世界の中で、日本だけではないかと思います。

 

 

①好転反応を肯定しているかどうか

 

②レメディをとって症状が悪化したとき、

 調整する方法を知っているかどうか

 

 

この2つは、ホメオパス選びの目安になると思います。

 

 

もちろん、人の体は千差万別であり、レメディに対する反応もしかり。

 

100%うまくいくとは限りません。

 

 

それでも、そのホメオパスが目指している

 

理想形について確認しておくことで

 

不必要な辛い経験は、しなくてすんだのではないかと思います。

 

 

 

「ともさんの好転反応についての発信にたどり着けてよかったです」

 

そうおっしゃっていただいた言葉が後押しになり

 

勇気を出して、この記事を書きました。

 

必要とする方の目に届きますように。

 

 

 

ホメオパシーと出会ったみなさんが、

 

ホメオパシーの恩恵を最大限に受けとれますように。

 

心から願っています。

 

 

 

ホメオパスとも(八代朋子)
 

 

 

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