時事通信より引用
月3回は連続32時間勤務、3割近くは1カ月間休日なし-。
勤務医の厳しい労働実態が19日、日本医療労働組合連合会(日本医労連)の初の調査で浮き彫りになった。
慢性的に疲労を感じる人は6割に上った。
調査は昨年11月から今年1月にかけて、同労連の加盟組織などを通じ、勤務医に調査票を配布。
25道府県約150施設の1036人の回答を集計した。
前月の宿直回数は平均2.9回。4回以上の人は全体の4分の1を占め、「10回以上」の人もいた。
宿直明けの日に勤務がないのはわずか4.2%で、大半の人は宿直時に32時間連続勤務をしていた。
休憩時間を規定通り取れる人は約2割にとどまる。前月休んだ日数の平均は3.3日で、ゼロの人も27.0%いた。
まぁ、何をいまさら、と言ったかんじですね。
当直明けに休めないのは、残念ながら医師の常識になっていますし
朝8時から勤務開始、夜8時前後に仕事が終わって、そのまま当直突入
次の日もそのまま朝8時から勤務が始まって、終るのが夜8時前後。
はい、36時間連続勤務のできあがりー。
コレを聞いて驚く医師は皆無だと断言できますね。
そうそう、以前も書きましたが、宿直やら当直やら、言葉の使い方には
気をつけないといけません。
日本全国の病院で行われている当直・宿日直は、「当直・宿日直」ではないのです。
あくまで
時間外労働
なのです。
http://ameblo.jp/reservoir-dogs/entry-10021435060.html
ですから、時事通信の記事も書き直さなければなりません。
大半の人は宿直時に32時間連続勤務をしていた。
ではなく、
大半の人は、8時間勤務に続いて、16時間サービス残業を行い、その後8時間通常勤務が続く。
と書かなければなりません。
結局、時事通信も正しい記事を書いていない、マスゴミの一部に過ぎない、ってことですね。