初期研修1年目から、毎週1回の当直という名の夜勤があり、

そして、月1回の日直があります。

病院が土日休みであるがために、研修医が救急外来という名の

コンビニ外来をやっているわけですが、

まぁ、コンビニという名がいかにふさわしいかを思い知ることができます。


結局は夜勤と同じような患者が集まってくるわけですが、

頼むから平日午前中に病院行ってくれ、という患者ばかりです。

今日の日直もそうでした。

20人近く診たと思うのですが、そのうち入院したのは



ゼロ



おまけに、救急車で運ばれてきたのも


ゼロ


どうなんですか、これ。救急外来なんて名前は取り下げたほうが

いいんじゃないでしょうか。

「救急」の名が、聞いて呆れます。


1週間前から風邪っぽくて、というのには慣れましたが、

今日は新記録達成です。


その患者さん、


3ヶ月前から鼻水が出てて・・・



さすがに、このときは笑うしかなかったですね。

夜勤に比べて、睡眠不足になってるわけでもないので

比較的温厚に患者を診察できるわけですが、

このときばかりは呆れてしまいました。


まるで、救急外来の意味がわかっておられません。

おまけに、薬を1週間分以上くれ、だとか、

すぐに治る注射を打ってくれ、だとか。



「救急外来」の意味を丁寧にご説明したあと、

内服薬を2日分だけ処方して、お帰りいただきました。




こんな患者と夜勤で遭遇してたら、と思うと

ゾッとします。