今週は、海はお休み。
週末に泊まりに来た母と一緒に
久々の美術館に行ってきました。


$つれづれ日記


本命は国立美術館だったらしいのだけど、いつも行列で疲れちゃうし何と言ってもリニューアル後のこの美術館、館内とお庭が素晴らしいからと言う事で、決定~。


都会のど真ん中にあるのに、鳥の鳴き声と秋の木漏れ日


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展示物は中国の青磁を中心とした器だったのですが、そっちよりも私が感動したのはやっぱりお庭でした。空から降ってくるドングリの雨。もちろん、歴史を感じるし、大昔の菩薩像にちゃんと手相が描かれてたりして面白いなーって思ったけどさ。

海も良いけど、森も良い。
静謐な時が流れているようでいて、実は木々の生命に溢れている空気感。


小さい頃、よく音楽会とか美術館に連れて行かれて若干面倒だな、と思った時もあったけれど、こうしてまた一緒に時間を過ごせる事を、有難いなあと思える様になりました。昨日の夜から今日、お別れするまでの話の6割は料理のこと、後は家族の近況など。


たまに、自分がふっと存在を消して、私という人間が存在していない世界を想像したりして、みんなに会えなくなって寂しいのは自分だけで、みんなにとって私の事は夢に出て来た脇役だったら、ちょっと楽かもねって想像したりするんだけど。(ハイスクール奇面組的な)友達からは、恐いからやめてって言われるんだけど。そんな友達や家族に会うと、どうしても抗いきれない生きて来たしるしがあるなぁって、自分の存在を痛いほど実感させられて嬉しいやら寂しいやらあたたかいやら。



木漏れ日の下、一緒に歩いた時間は本当だった事を、記憶に刻んでおこう。