宝石赤フレンチスタイルってなに?①のつづきです。

 

 

そして、手芸教室を始めよう!

と思ったときに出会ったのがこちらの本。

 

 

 

子連れで運営できる教室を考えていた私は

当初、子ども向けの手芸教室にしようと思っていたんです。

 

 

子どもも大人もOKで始めたら、結果大人ばかりになりましたけど

子ども向けに手芸や布を使ったアート教室をやることは

今でも考えています。

 

 

 

 

日本であんまり子ども向けの手芸教室ってありませんよね。

同じく造形教室なんかも、少ないです。

(大人ならカルチャーセンターとかたくさんありますが)

子どもの習い事であまり選ぶ親も少ないんじゃないでしょうか。

 

 

 

子どもの習い事っていうと

英会話とかスイミングとかサッカーとかピアノとか、

・役に立つ(勉強や学校の授業で)

・身体を動かす

のどちらかの条件を満たすものが多いなって思います。

 

 

 

で、手芸とかアートは

どちらかというとあんまり役には立たないです。

ボタンを付け直したり、お裁縫の力は身に付くと思いますが

自由に思うままになにかを作る、っていうのは

「それやってなんになるの?」って感じなのかもしれません。

 

 

また、手芸って私がやってきたように

おうちで自分でできちゃったりしますからね。

習いに行くほどではない、って感じもあるとは思います。

 

 

 

 

フランスでは子ども向けの手芸教室や造形教室が

たくさんあるそうです。

 

 

上に紹介した本を読むと、男の子も女の子も

手芸をとても楽しんでいることがわかります。

 

フランスの子どもたちに限らず

子どもって作ることが好きですよね。

私も図工大好きな子どもでした。

 

 

授業でやるから、別にわざわざ習わせたりしなくていいじゃん。

図工・家庭科ってそんな立ち位置なのかもしれません。

 

 

 

 

フランスでこういう習い事が一般的なのは

きっと芸術(アート)の価値が日本より高いからなのかなって思います。

 

 

日本では主要教科のおまけっていうか

あってもなくてもいいものっていうか。

趣味でやればいいでしょっていう程度。

 

 

私はアートはもっと大事にされて良いと思うし

取り組むのに時間をかけて良いものだと思うのです。

もっとアートの地位が上がれば良いな、

そんな風にも思います。

 

 

フランス人のアートへの関心や向き合い方を参考にしたい

というのも、私がフレンチスタイルを推す理由の1つです。

(つづく)