私は子どもが生まれてからも
かなりの頻度でミシンを使っています。
抱っこしながら、おんぶしながら、授乳しながら(笑)
子どもを膝に座らせてミシンを操作することもあり、手芸教室で驚かれるお客さまも多かったです。
うちの子は比較的大人しい方なので、それが可能という面もあるかもしれませんが、今日は、小さい子どもがいてもミシンで作業する方法をいくつか書きたいと思います。
まずは高いテーブルの上で
当たり前かもしれませんが、子どもの背の届かないテーブルの上に置きましょう。
それだけでも案外できちゃうことがあります。
特に月齢の小さい赤ちゃんなんかは普通に作業できるので、今のうちだと思ってミシン使いまくった方が良いですよ。
1歳過ぎると子どもが寄って来て難しくなる場合があります。
お子さんの様子を見ながらやってみてください。
フットコントローラーは使わない
今、ほとんどの家庭用ミシンはボタンだけで操作できます。
小学校の家庭科の授業の記憶がある方は、
「足で踏んでスタートするんじゃないんですか?」と、驚く方も結構いました。
今のミシンは、手元のスタート/ストップボタンだけでできます。
足踏み派の方用には、フットコントローラーが付属品で付いていて、そちらを使うこともできます。
けれど子どもを抱っこしていると、子どもが動いた拍子にフットコントローラーを踏んでいる足に体重がかかり、思わぬところで踏み込んで加速してしまうことがあります。
手元のボタンだけで操作する方がオススメです。
マチ針を使わない
子どもがいると、気になるのは針やはさみなどを出しておくのが怖いですよね。
まぁハサミだけなら、使った後は高い場所に置いておくとか、気を配れると思うんですが、マチ針はたくさん打つ場合が多いので、いちいち気にしてられません。
外した後のマチ針を子どもが見つけてしまうのも怖いです。
ふとした拍子に机の下に落ちてしまったり。
小さいので見つけにくいし、ハイハイなんかで床を歩いている赤ちゃんに刺さったら大変です。
かわりにクリップを使います。
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これはれっきとした手芸用で売っているものですが、別にこれじゃなくても全然大丈夫です。
私もたくさん使いたいときは、洗濯バサミで代用したりします。
私は普段からマチ針ってほとんど使いません。
子どもがいないときも使わないことが多いです。
マチ針ってちょっとめんどくさいんですよね(笑)
自分に刺さって痛いし。
使わないときは、コードを抜く
作っている最中に宅配便が来たりして、ちょっとだけ席を外すことがあるでしょう。
そんなときは、電源を切るだけでなくて、コードの方を抜いてしまってください。
侮るなかれ。
子どもって意外と作業を覚えているもので、ママのいない間にスタートボタンを押しちゃったりします。
うちの子どもも一緒にいるとき、なんと電源ボタンを(スタートボタンではなく!)ぽちっと押して喜んでいました。
これが一人のときだったら…と思うと怖いです。
一番怖いのは針が動き出してしまうこと。
電気が通っている限り、動かせてしまう可能性があります。
電源ボタンを覚えてしまっている場合があるので、できればコードの方を抜いてください。コードの方は小さい子どもなら挿せないと思うので。
日頃から触らないように伝えておく
あとは親子の信頼関係。
日常的に「針で○○ちゃんのおてて縫っちゃったら痛い痛いだよ。危ないから絶対に触っちゃだめだよ。」と伝えておく。
結構子どもってわかってくれます。
もちろんその子の性格によるので、イタズラ好きな子には逆効果かもしれませんが…
アイロンとかストーブも、いつも理由を説明しておくだけで、赤ちゃんって意外と触らないものです。
うちはミシンの針の部分は「絶対ダメ」にしてますが、お膝に乗って一緒に作業している時、スタートボタンをたまに押してもらいます。
触りたい、と思っているみたいなので、全部ダメダメだと欲求不満になっちゃうかなと。
縫いながら「じゃあこのボタンお願いね」というと、ピっ!
ミシンが自分の手で動かせるのでにこっ♪としますよ。
子どもの性格によって対応は変わってくるので一概には言えないのですが、上記の方法を参考に、小さな子どもがいるママこそ手作りを楽しんでもらえたらと思います。