1泊2日の短い時間やったけど、いろんな話を聞かせてもらい、一部やけど現状を感じた。
飛行機着陸寸前に見えた陸はなにもない海岸線やった。なにもなかった土地じゃないことを示すように船が陸にあり、数個の残っていた建物が異様なまでの存在感を放っていた。
空港はきれいで当時報道されていた様子は全くなかったけど、バスを走らせると空港の敷地を出たところから瓦礫の山がずっと連なってた。
今回の訪問は会社がくれた1年に一度の研修で、毎年東京で行われているものを少しでも復興の力になれるようにと本社が考えてくれたもの。
1泊2日でできることは少ないけど、震災に対してできることを考え続けることを忘れない為、お金を使うことで少しでも現地の経済が復興していく為。
1日目の昼ごはんは自由やった。
石巻駅前にバスが泊まり散策へ。
ほとんどのお店が閉まっていた。
市の中心駅とは思えない程人が少なかった。
お昼を食べれるお店を探しているとボランティアを思いやる貼り紙に出会った
高台に移転してプレハブで営業してるお店にたどり着いた。
お店の方は震災を語るわけではない。
でも、伝えたい。忘れてはいけない。って想いが本棚に並んだ震災の本たちから感じれた。
バスガイドさんは、家族も家も無事だった自分は震災を語ってはいけないと思う。家族や家をなくした人になにもなくしてない自分を申し訳ないと思うと話してくれた。
違う！って思った。そんなんおかしいって！
でも、なくした人が多すぎて普通がない…
思ったことが、違う方向から見たら矛盾する。自分の中で整理しきれない。
強く思うことは、忘れない！できることをし続ける！伝える！信じる！
少ないけど、きっとなにもしないよりいいはず！
「あれから1年ですねってよく言われるけどなんの区切りもついてないのに…」
と言っていた被災者の方の言葉が重たかった。
新しい責任をもらった。
ちゃんと全うするためにも、強く、優しく笑う！！！！！
iPhoneからの投稿