おめでとうのことば | おかしさてんこもりな娘

おかしさてんこもりな娘

2017年9月に帝王切開にて娘を出産。
11番と16番の染色体異常があり、
多指症、先天性股関節脱臼、その他てんこもりの可愛い娘です。
日々の不安や気持ちを書いていきます。
2018年5月16日、永眠しました。

以前、へーちゃんのことを少し話せた遠くに住む友達からお誕生日おめでとうとお手紙と果物が贈られてきました。

心がじんわりしました。

ものがどうという事ではなくて
お祝いの言葉も贈り物もあまりに少なかったへーちゃんの短い人生。

生まれた時もすぐ入院で退院してもいつもバタバタで、へーちゃんを受け入れるのにも時間がかかり、常にいっぱいいっぱいだったわたしは「おめでとう」の機会を設けてあげることが本当に少なかったです。

この世界にうまれてみんなの仲間入りしたこと、
小さいけどここにいるよってこと、

もっとたくさんお祝いしたかったなと思います。
わたしの中の大きな悔いのひとつ。



生まれてからいままでハッピーバースデーってほとんど言ってもらえないでいたので、明るくおめでとうと言ってもらえることが珍しく、コメントがすごくすごく嬉しいです


悲しくて寂しくて、なによりわたしはへーちゃんにあまりにも申し訳ない母親だったと思う重たい気持ちが大きかった誕生日だったのに…救われました。

わたし自身がどんな思いを抱えていようが

へーちゃんのがんばりは何一つ変わらない。
へーちゃんは一生懸命にあの日うまれてきた。

ただただ純粋に生きた

いちばんはじめの日。


誕生日はやっぱり、おめでとうだなぁと思いました。

ありがとうございます。