「燦星庵」(☆☆彡) 移転されています

Sanseian

 

 極上の黒毛和牛のみを使用し、冷凍物を使わないことを売りとながら低価格なお店が関内にあります。
 そこで待ち受けるは至高の焼肉のコース。
 
住所:横浜市中区常盤町2-11太宗トキワビルB1F
電話:045-228-2929
定休:日曜
営業:18時~深夜2時(土~1時半・祝17時~23時半)
 
 お店は通りに面した場所にあります。地下へと降りていくとコーディネートされた焼肉屋さんらしくない明るいお店があります。
 テーブルは無煙ロースター使用ですから、さほど臭いもしませんでした。。
 至高コース8400円を2人前注文。その日できる最高の食材が並ぶコースです。
 
1)ポッサムキムチ

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 エビ、ホタテ、イカ、ニラ、松の実、大根などが白菜に包まれて出てくるキムチ。久々に食べますが、ここのも美味しいです。さすがキムチの王様。
 

2)レバ刺し

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 甘いレバ刺し4切れ。塩の効いたタレで食べます。白髪ネギと合わせていただく。美味い!
 

3)ケジャン

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 生の蟹で、アルコールを使った醤油ダレに漬け込んであります。生の蟹ですから色は赤くなく、身はちゅるちゅる吸うと出てきます。
 

4)タンユッケ

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 生のタンのユッケ。鶉の卵の黄身でまろやかになります。刺しが多く、とろけるタンユッケは絶品。
 

5)ユッケカルパッチョ

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 赤身生肉のカルパッチョ。玉葱と食べます。タレは柑橘系の香りと酸味がさわやか。
 

6)特選塩ロースと特選タン

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 タンはユッケと同じもの。生のまま山葵醤油で食べられますが、片面だけ焼いてもトロリと舌の弾力が感じられて美味しくなる。ロースは両面を焼き、塩と胡椒をミルで削ってかけ食べる。ロースとは思えない霜降りの良いお肉でした。
 

7)サラダ
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 セロリ、キュウリ、プチトマト、ネギ、キムチに使う青物などを葉にくるんで食べるサラダ。これはちょっと好みではない。
 

8)特選ハラミ
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 隠しメニュー。卸しニンニクをまぶした塊のハラミを十分焼いて食べる。

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 表面が狐色にジュージューいった頃が食べごろ。かみ締めると中から肉汁があぶれだすが、肉質はしっかりで口の中でほぐれる。
 

9)タンスジ

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 タンの付け根の方を薄切りにして丸めたもので、これは冷凍しているみたいでした。網の上で全部まとめて焼き、鉄板の上のようにかき混ぜ、赤いところがなくなったところで食べるという代物。
 

10)トントロとツラミ

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 双方ともこんがり焼きます。トントロはコリコリして美味しい。ツラミはハラミに比べると少し硬いような感じ。脂が少ないのでより肉の質感がわかる。
 

11)特選ロース

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 今度はタレの方です。両面を焼いて食べる。塩とは違ってタレが焦げて、甘さと香ばしさが増す。
 

12)ホルモンとレバー
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 味噌を使ったタレが絡められています。レバーは焼くとその臭みが強調されるし、ボソボソした食感になって、レバ刺しの素晴らしさはすべて失われてしまうような気がしもったいない。ホルモンは半生が良く、プリプリした食感。
 

13)石焼ビビンバ

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 二人で一つ。ユッケ・ナムルなどの具が入る石焼ビビンバとしては極普通。石鍋の焼き具合が甘いのか、すぐに冷えてしまいおこげがあまり出来ないので、奥さんは不満がっていました。
 

14)冷麺

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 さっぱりスープの冷麺は普通に美味しい。
 

15)シャーベット
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 レモンのシャーベットです。
 
 肉は感動を覚えるほど良いのですが、後半のメニューにもう一つ感動が欲しい所。また、広々した店内は少々寂しい雰囲気がし、適切に次のメニューを運んできてくれるのはうれしいけど、見られすぎているような気がして、落ち着かないのが欠点か。
 しかし、十分に良い肉を堪能できる店です。