こちらの続きになります







歌いたい気持ちを再確認して
さぁこれからどう歩んで行こうかと
試行錯誤しました。





本当はどうにでもなったのかも
知れないけれど
田舎暮らしで核家族の家庭
やはり子供のことが気にかかり
大手を振って活動するのは
難しいなと感じていました。





それでもやはり「歌いたい!」と
強く願うと舞い込んでくる話もあり
昔からの知人の計らいで
イベントで歌わせてもらったりしました
子連れでの出陣でした(笑)

めちゃくちゃ久々に生音で歌った日
この日に「地元でライブやりたい!」って思った



池袋のサンシャインでも歌わせていただきました






そこから人のつながりが広がり
地元のバンドマンの方のお力を借りて
地元のライブハウスで
ライブを開催したりもしました。





お客様は150人!
その中にはママ友子供たちもいて
アンコールでは子供たちを
ステージに上げて大はしゃぎ!





仲良しの顔ぶれが客席に溢れてて
笑顔で拳を振り上げてくれていて
ステージの上の私は
なんだか私、初めて歩く子供みたいに
みんなに見守られているんだなぁと
静かに感謝する瞬間もありました。

実はこの時のバンドメンバーは東京と名古屋から
駆けつけてくれて‥リハーサルはライブ前の1時間だけ
みーんなプロなので強行突破できました(笑)
アンコールの写真がないのが残念






ずっとやりたかったことが
無事に終わったこと
久々のライブで燃え尽きたのかも
しれません。






このライブの後に






「自主制作でCD作ろうか?」
「ストリートライブで全国巡ろう!」
「地元密着のバンドやらない?」






と、色んな企画は持ち上がるものの
距離が遠かったり、時間が合わなかったり
立ち消えになっていきました。






ですが本当の理由は全て私の中にあり
自分が乗り気になれなかった‥
もっと言えば「怖かった」






歌いたい気持ちはあるものの
普段の生活もあり
子育てもある‥






今までの音楽活動では
常にスタッフが支えてくれていて
私はその手のひらに乗って
歌えばよかった






今度は自分でやるべきことが
きっとたくさんあるだろう
苦手なこともやらなくちゃ






人と仲良くできるかな
もう人見知りだからといって
マネージャーの後ろには
隠れることもできないんだな






そして一番の懸念は





この歌でいいのかな






という、
答えのでない悩みでした






芸能界にいた頃は
毎日、毎日ボイストレーニングを
積んでいました






その日々の積み重ねが自信となり
ステージに立てていたのだと
あとになって気づきました。





「今はあの頃と同じように歌えない」
変なところでこだわりが強く
無駄に頑固なところがありました






あの頃と同じではないことなど
当たり前のはずなのに
それが不安で許せませんでした






「こんな私は見せたくない」
屈折したプライドも
持ち合わせていました






なので3.11の時に
あんなに泣いたはずなのに
一歩踏み出した足を戻し
自分の殻に閉じこもったのです






弱虫で
恥をかくのが嫌な
臆病者の私だけが残りました







どうして私は弱虫なんだろう
どうして私は臆病なんだろう
どうして私は自分を責めるんだろう







私自身のそんな性格を見つめた時
今度は心のことを知りたくなりました







もともと本は大好きでしたが
手にとる本が
小説やノンフィクションから
心のことや自己啓発に変わりました







著者の方のお話を聞きに行ったり
ブログを読んだり‥
そこには私の知らない世界が
広がっていました






心って目に見えないものだなぁ
よくわからない不思議なものだなぁ
そう思うようになり






目に見えるものがすべてだなんて
なんだかおこがましいな
この目にうつらないことが
本当はたくさんあるんだろうな
と、考えるようになりました






世界有数のボルテックス、セドナにも行ってみました
エネルギーすごくて、眠れなかった(笑)






面白くて夢中になっている間に
アンコールで子供たちと騒いだ日から
2年が経っていました






ここで突然
背中をドン!!
と押してくれる人との出会いに
恵まれたのです。






その方とは





スピリチュアルリーダー
江島直子さん
※直子さんのブログはこちらです




この写真の直子さんの笑顔‥‥‥スキ(笑)






直子さんはいわゆる
見えたり聞こえたりする方です。






最初にお会いしたのは
直子さん主催の神社参拝のイベント






私はブログなとで直子さんを
存じ上げておりましたが
直子さんにとって私は
全くの初登場人物でした






お初にお目にかかる直子さん
神社の大きな木の下で
突然、ボソっとこう言いました






「また、歌うんだね」






この時、私以外にも
たくさんの人がこの場にいましたが
この言葉は私に向けられたものだと
迷うことなくわかりました






身体に手を突っ込まれて
心臓をわし掴みされたかのような
衝撃がありました
涙が溢れて溢れてとまりませんでした







この時に
私は私に突きつけられたのです







どんなに誤魔化しても
どんなに楽しいフリをしても
決して目をそらせないものが
私の人生にはあるんだ!






臆病者が再び一歩を踏み出しました






そこで




「歌のオーディション」





のお知らせを
見つけることになるのです







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