私は、脳性麻痺のため全身に障害が有り1日24時間の介護が必要な身である。
介護を受ける側と、障害者としての感想と意見を述べてみたい。介護を受けるということは、身内であっても介護福祉士やヘルパーであっても「言葉、態度、表情など」を気にしながら日々を送るのが現実である。対応の仕方によっては、相手の「人生や価値観など」も変えてしまう影響を持った責任のある仕事である。
のりピーの「福祉や介護の仕事がしたい」という言葉の裏にどういう思いがあったのだろうか!?「介護」の仕事をしたら罪が報われ、社会も許してくれると思ったとしたら、甘いと思うし、「介護も福祉」も罪滅ぼしの道具でもないし、癒しの対象でもないし、商品でもない!?
芸能人にプライバシーやプライベートが有るのだろうか!?日常、人の目を気にしての生活という意味で共感を覚える。芸能人は、人を喜ばせるのが仕事。そして記憶力やコミュニケーション能力(日常会話)、臨機応変の状況判断が要求されると思う。介護の仕事も同じ要素を持っていると思う。

酒井法子さんが本当に「介護」に興味があるのであれば、「介護のボランティア」も並行して行なった方がいいと思う。
「ひとつ屋根の下」を思い出して!