「クローゼットの中かなー?」

「なんで今日に限って脱いだパンツそんなとこに入れるねん?おかしいやろが!」

「どこやねん?出せや!!」

「あれー・・・無いなぁー・・・おかしいなぁー・・・」

「あのっ・・・・じゃぁ、私これで・・・」

パンツ探しの間に無言で逃げればいいものを、

ご丁寧にご挨拶してくれた女。


「待てや。まだ20分あるやろ!最後までやらんかい!」

「もうかわいそうだよー。」

「は???何がかわいそうなん??」

「うちが来んかったら、やってるんやろ?時間まで」

「だから最後までやろうや!金払ってるんやろ!?」


もう・・なんだか笑えてきた。

怒りで、私の顔は鬼みたいだったろうけど、

笑えてきて、笑えてきて・・・


きっと今度は悪魔みたいな顔になってたと思う。


「で、パンツどこやねん?」

「えーなんでパンツばっかり・・・」

「いつもあるものが無いのが気になるねん。」

「普通のマッサージなんやろ?」

「それやったら普通にあるはずのパンツが無いやん。」

「だから気になってるだーけ。( ´,_ゝ`)プッ」

「そんな、パンツにこだわる意味・・・ボソボソ」

「毎日脱いだパンツ洗濯機に入れんのに、」

「どこで脱いだか覚えてないとかおかしいやん??」


話してたらどんどんバカらしくなってきた。




コンドームが2個なくなってたけど、普通ホテルとかには置いてあるし、

ってことは、この家ってことなのかな・・・??

女の家でやるのに持って行った・・・ならいいのにな。

いや、良くないけど、この家でされるよりかはマシだよね。



って、以前こんな日記書いてたけど(消しちゃったけど)

それに対しても、「家の中は絶対嫌だよね。」

っていうコメントも頂いていたしね・・・。


浮気は分かっていたけど、それでもまさか、ドラマみたいに

その現場に遭遇するとは思わなかったから・・・

ショックを通り越して、「離婚」決心がついたかんじ。


なんだか急に頭が真っ白になってきて、

フラフラして、倒れそうになった。

いつのまにか、動悸も治まり、手足の震えもなくなってた。



「もうええで、帰り。気をつけてな。」

「何で来たん?」

「あ・・・車で・・・」

「ふーん。気をつけてな。」

「あんた(旦那)、下まで送ったりーな。」

「いや、いいよ。そんなの・・・」

「じゃ・・・」そそくさと一人で帰る女。


男ってやつは、最低だと思った。

下まで送ってる間に私が物色すると思ったのか、(当然)

それとも浮気相手は送る程でもないというアピールなのか


どっちにしても、



自分を守る事に必死すぎ( ´,_ゝ`)プッ



分かるけどさ・・・浮気って認めたらダメなのもさ。

認めてしまうと、慰謝料だったり何だったり、

あとあとすごい大変な事になるから

絶対に認めたくないっていうの、ワカルけどさ・・・。


お前はまた私を騙すのか??


結局はまた、自分を守るために嘘をつき続けるのか。

ここまで踏み込まれても、それでもシラを切り通して

私を騙し続けるのか?





「離婚・・・しよっか。」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「俺は・・・○○ちゃん(私)を愛している」




もーほんと、


男って、意味わかんねぇ!!!