お香の講習会に行ってきました。 | **ももの独り言**

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日々の呟き(時々叫び)を書いています。
お絵描き、お話も描き書き。それ以外にも作ったものをUPします。
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今日はとっても爽やかないいお天気の尾張です。

朝から洗濯いっぱい干して、野暮用済ませてきました。
 
 
 
 
皆様のところは如何でしょうか?
 
 
 
 
スーパーへお買い物に行ったら、シニアの皆さんでいっぱい。
台風来るのでたくさんお買い物されているようでした。
売り場には防災グッズいっぱい置いてあって…。
 
備えあれば憂いなし。
 
成長期の男子(横にね)がいるので、半端ない量なのですが(^_^;)
我が家も2~3日分の買いものしてきました。
何事もなく過ぎてくれるのを祈って。
 
 
 
 
 
 
さて、タイトルですが。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、講習会行ってきましたよ。
 
 
 
 
『王朝貴族の香り、秋の練香づくり』
 
 
 
という、練香の講習会に行ってきました。
 
 
 
 
学生時代からお香ってどんなものだろうって興味がありました。
 
大人になってからも時代小説を読んだり乙女ゲームとかPLAYしていると
梅花の香りとか、白檀…とか、香を薫きしめる…
などというフレーズが出てきてて、
どんな香りなんだろう?とか、薫きしめるってどんな風にするんだろう?等々、
機会があったらお勉強したいなあと思っていたのです。
 
 
そして今回ご縁があり、
以前、匂い袋の体験をさせていただいたことのある
 
手づくり香房 香遊庵さん
 
の講習会に参加させていたく事になりました。
 
 
 
 
 
 
 
今回は秋の香りの練香を作ってみよう、というテーマで
練香とは?ってところから、お香の歴史、お線香との違いを解説していただき、
平安時代から宮中に伝わる由緒ある調合で作られた練香、
「侍従」を鑑賞させていただきました。
 
 
 
貴重な練香…緊張しながら鑑賞。
 
雅な、春とは違うけれど柔らかな、所々スパイシーな。
複雑だけれど、私は好きな香りだなあ。
 
 
 
 
 
そして、平安の貴族たちが作った少しずつ違うレシピを参考にしつつ、
オリジナルの「侍従」の香りをつくりました。
 
 
平安初期の貴族の、1000年以上前のレシピ、残ってるのすごいですよね。
歴史背景を妄想しつつ、混ぜ混ぜねりねり。
 
 
 
 
 
黒くて丸いのが練香です。20粒くらいあるかな。
 
黒いのは防腐剤の代わりに炭の粉をまぜるから。
シットリしてるのは蜂蜜で練って丸めてあるから。
香りには影響しないそうです。
 
 
 
 
お香ってね、天然素材で出来るので、単独では
Σ(>Д<)アウ⁉ってなる香料もあるんです。
でもこれが他の香料と合わせていくといい香りになります。
 
漢方薬になるものもあるので、作ってる途中でお腹ぐるぐる鳴ることもあるようで…。
私ももれなく。ぐるぐるお腹鳴ってました(^_^;)
 
手軽に楽しめるように、練香の薫き方などを教えていただいたので
試してみます。
 
 
 
敷居が高い、と思っていた練香。
うまく使えば普段の生活にも生かせそうです。
もちろん市販の芳香剤や香水のようには使えないかもですが。
 
 
 
 
さっき記事を書こうと、作った練香が入ってる入れ物開けてみたら、
熟成してきたのか作ったときより香りの角が取れたというか、
柔らかな香りになっていました。
うん、想像してた香りに近づいてる( *´艸`)
 
こういうところも楽しみの一つですね。
 
 
 
興味のある方、是非機会があればチャレンジしてみてください。
雅な一時をたのしめますよ。
 
私もまた機会があったら是非。
 
 
楽しい一時ありがとうございました。