1歳をすぎ、私の気力も体力もだいぶ戻ってきたので、仕事の量も少しづつ増やしたいな、と思い

今年の4月から保育園に通わせようと、昨年保育園探しをしていました。

 

認可保育園は厳しい、と思っていたし、

私の働き方がフリーランスのような形態なので認可は厳しいだろうと認可外保育園中心で探しました。

 

都心での仕事が多いので、日中都心で預けられる保育園か、家の近くの保育園。

枠を設けず色々と見て回りました。

 

サイトを検索して、メール問い合わせ、もしくは電話で見学の依頼。

日程調整して園に行く。これが結構大変でした。

 

ホームページの感じから、良さそうな園か、

通えそうか、などなど推察するんだけど見学にいかないことにはわからない。

 

大事なことだから見学をしてきちんと決めるのは当たり前なんだけど、予定調整して、仕事の合間に移動して、と、結構な労力だった。

 

自分の中で幾つか条件を出し、比較。

通いやすさ、園の広さ、雰囲気、保育士さんの人柄、園での生活、ルール、園の方針。

 

すべてに◎ががつくところなんかないんだけど、

途中から自分が「ここいいな」と思う園には

上記の条件だけじゃないものがあるな、と感じ始めました。

 

それは

「応援したくなるような園」

「一緒に作って行きたくなるような園」

でした。

 

目指すべき保育、園のあり方があって、

そこに向かって保育士やスタッフさんが

一生懸命やっているところ。

 

それは園を見に行って話をすればだいたいわかりました。

 

認可外だけあって、補助金がないところがほとんど。

企業が副業的にやっているところで資金が潤沢そうなところもあったけれど

大体は保育料だけでやっている。

だから運営的には厳しいところは多い。

運営がカツカツだったら、保育士さんの人件費も安くなって、

いい保育士さんも集まらなくて、人が少なくて事故が起きる?

そんな不安もなかったわけじゃない。

 

でも見学にいって、よく話を聞けば、どうやってやりくりの工夫をしているかもわかります。

正直に話してくれるかどうかで誠実さもわかる。

そんな大変な思いをしてまで保育園を運営しているんだから

その思いとは?どんな理想を描いて園を運営しているのか?

思いだけじゃなく、リスク管理をどこまで徹底しているのか?

 

いくつか見た中で、ラッキーなことに

心から「一緒に子供を育てることをやれる園。」

「私も関わりたくなるような園。」

を私は見つけることができた。

 

お金を払う側からしたら、保育はやってくれて当たり前なのかもしれないけれど、

任せきりではなく、いろんなことを園の方と相談したり、

頼り頼られ、子供達にとっていい生活の場を作っていける園。

そんなところが決め手となった。

 

通い始めてもうすぐ2ヶ月が過ぎる。

何より子供がとっても馴染んで毎日楽しそうに

通っているのがうれしい。

実はこの4月からは保育園に入れて仕事をしよう、決めたものの、保育園探しをしながら

心の中ではずっと罪悪感があった。

でも、いい園に出会えたおかげで、

子供も楽しく遊びにいっていると思えるようになり、

預けてかわいそう、さみしくしちゃう、ではなくなって

私も頑張ろう!ととても前向きになることができました。

日中ずっと私と二人きりでいるよりも

子供同士で一緒になって遊んで生活することが

成長していくうえではとても大切なことだ、と思えるようになりました。

2ヶ月間の成長は目を見張るものがあるし

何より本当に楽しそうなのです。

 

『保育園に預けて働くなんて、かわいそう。』

そういう声っていうのはやっぱり消えないとは思う。うちの親も自分が専業主婦だったこともあって、最初の頃はよく言ってました。

最近は息子が楽しそうに生き生きしているのを見て、保育園を見てみたいと言っています。


『預けて働くなんてかわいそう。』という声を気にして、悩み、迷い、自分を責めていた時期もありました。

でも親である私がイキイキとできていること

子供も楽しめていること、それを母子でわかりえていて、親が納得していればそれでいいのだ、

と今は思う。

 




ある日の保育園での様子。
天気のいい日はお外で朝の会。
名前を呼ばれて大きな声で返事もできるようになりました。




 大好きなお兄ちゃんにくっついて、

畑の水やりなど。


母の知らない間にいろんなことできるようになっていて、微笑ましい限り。