御岳カップに参加してきました。
去年11月に開催された秋の大会は見学しただけでしたが、今年は縁あって、参加者として出場することに!
きっかけはこの大会の主催者で元ラフティング日本代表の柴田大吾さんとの出会い。
(開会挨拶をする大吾さん)
大吾さんは青梅の御岳で「御岳レースラフティングクラブ」の代表として
ラフティング競技の普及と、レジャーとしてのラフティングの普及などを精力的に行っている方で、御嶽駅前でA-yardという(ほぼ直結)の素泊まり宿も経営しています。
(A-yardは御嶽駅10秒という立地で登山に行く方やリバーアクティビティをする方にはとてもおすすめです。素泊まりなので値段も抑えらてていて、でも宿としてはとても快適です。)
昨年末、何名かのスポーツイベント主催者で企画した<スポーツ×地域>リーダーシップ実践プログラムの募集を見て、大吾さんが、「御岳カップをもっとよくしたい!」
「スポーツイベントの運営ノウハウを学びたい!」 とプログラムに参加してくださったご縁で、プログラムのフィールドだった東北風土マラソンでチームを作って出ることになりました。
御岳カップは、2010年より東京都青梅市・御岳渓谷(多摩川)を舞台にした、ラフティング、SUP、リバーボード、パックラフトなどのアウトドアスポーツの大会です。初心者から上級者の方までが一緒にレースを楽しみ、その楽しみを選手・アウトドア関係者だけではなく、御岳・青梅・西多摩の地域の方々と共有し、『御岳をみんなで楽しめるアウトドアフィールドに』を大会コンセプトとして毎年4月と11月に開催しております。
(サイトから引用)
土曜にはリバークリーンやレスキューワークショップがあり、夜には前夜祭。
前夜祭では上級BBQインストラクターの方がとっても美味しいお肉を焼いてくださいました。
A-yeadの屋上で焚き火、ライブ。翌日のレースを前に参加者同士、地元の方々との交流を楽しみました。
そして、いよいよ当日
私たち初心者にはサポートがついてくださって着替えから機材の準備、説明まで丁寧にしてくださいました。
今回初参加でわからないことだらけだったので、とてもとても心強かったです。
私たち東北風土マラソンチームは今回2種目にエントリー。
1つ目は今回から新設のUME部門。(UMEは青梅の梅!)
もう一つは4人で1つのラフトに乗るラフトチャレンジ。競技で参加している選手と同じ種目の簡易版、ショートコースです。
UME部門はパックラフトという1人乗りのラフトに乗ってコース上にあるちょっとした課題をクリアしてゴールするというもの。
ちょっとした、と書きましたが、スタートしてしばらく行った右岸(上流から下流を見て右側を右岸、左側を左岸という)にいるスタッフにハイタッチ、そこから川を横切って左岸にいるスタッフにハイタッチ。
最後にゴール地点の橋の上から吊るしてあるボールにタッチ。
ちなみにハイタッチはできなかったら50秒のペナルティ(レースタイムに50秒追加されてしまう)ゴールゲートのボールは2種類あって、高い方に設置してあるボールにタッチできれば10秒ボーナスポイント(レースタイムから10秒引いてくれる)というルール。
高いボールは不安定なラフトに立たないと到底届かない高さ。
説明を受けると簡単そうなんですが、やってみると、これがもう大変。
2本やって、いい方のタイムで順位が決まります。
大吾さんの事前説明で「強い気持ちで」を何度も繰り返し聞いたのですがその意味はやってみてよーくわかりました。
川の流れの中で様々な判断をして、体を動かす。
早い判断をしないといけないし、それに対応する動きもしなくてはならない。
でも経験のない私にそんなことが簡単にできるわけはない。
だた、流されてゆく。でもそこで大事なのは「強い気持ち」だったんですね。
流されつつも漕いで、漕いで課題をクリアする。
ほんと「強い気持ち」なくしてはできない競技です。
私はUME部門は課題を全部クリア。高いボールにも奇跡的にタッチできました。
もちろんタッチした直後に川にダイブでしたけど。
UME部門はきつかったけど、楽しかった!
そして問題はラフトチャレンジ。
こちらはねー、もう、惨敗も惨敗。なすすべがなかった。
競技のラフティングのルールはこんな感じ。
スタートからゴールまでに設置されたいくつかのゲートをくぐった上で
ゴールタイムを競う。
ゲートになっている垂れ下がっているポールに体が当たってしまうと
10秒だったかな。マイナスポイントです。
ゲートには2種類あって、緑と白のゲートは上流から下流へ普通に通過すればOKのもの
もう1つは赤と白のゲートで、これは下流側から上流側に潜るというもの。
え???って感じですよね。
イメージ的にはこんな感じ。
これはかなりきつい。ずっと選手たちのレースの様子を見ていましたが、
かなりのスキルとチームワークが必要。
私たちは緑と白のゲートを2つか3つしか通過できず、赤白は全くもってできませんでした。ははは、惨敗。
今回は来月世界大会を控えている世界で唯一のプロチーム「テイケイ」の方も参加していて、もう、彼らは別格。彼らは6人乗りのラフトで(人数が多い方が息を合わせたりチームワークが難しいと思った)息ぴったり、パワーもゲートをクリアするスキルも凄すぎてその動きが美しい!とまで感じるほど。アスリートってかっこいいな~!!と感じました。
ちなみに余談ですが前夜祭で、あまりの無知に焦った私たちは誰か上手い人を見つけてコツを聞こう!となったのですが、、、
なんと話しかけた方はこのテイケイのキャプテンの方でした!
素人の私たちに丁寧に色々話してくださって、その誠実さと謙虚さに感動しました!
来月の世界大会、世界一を目指して頑張って欲しいです!
次回、秋の大会は11月16,17日です。
UME部門は初心者でも気軽に参加できると思いますので、
おすすめ。川遊びってなかなかやる機会ないと思うので
ぜひ興味ある方はチェックしてみてください。
御岳カップ