10月25日の日経新聞43面(社会面)に皇居ランナー「危ない」マナーに苦情
という表題で記事が出ていました。
警視庁はじめ千代田区からも再三にわたり注意が勧告されてきた経緯が
あるにもかかわらず、こうした事態の改善はみあたらず、反対に悪化の一途
を辿っているわけです。
空前のランニングブームとなっている現在、ランニングの場所がないという
実情もあるのでしょうが、果たしてこのままでいいのでしょうか?
日本人ランナーの特色に原因があることも歪めません。
その一つに集団で行動する点です。
ランニングはいつでもどこでもできる自由さがあるのですが、皇居ランナー
に見られるのは集団走が多いことです。
また、イヤホンで音楽を聴きながらの走行が多い点です。
外界とのコミュニケーション器官である聴覚を遮断してしまっているのです。
これは危険極まりない行為だと、私は普段から思っています。
一人、もしくは2~3人でゆっくり走を楽しむ場所というルール作りを皇居ランナー
自身が自主的に設定しない限り、この危惧される問題は解決できないでしょうね。
早急に行動に移さないと、自分たちの居場所を亡くしてしまう危機感をもった
方がいいかもしれませんね。