人にどつかれた時は、「悪質なタックルやめて!」と言うのにハマってる。でも基本的に悪質なタックルというと、こいつしか思い浮かばない私。ティガレックスさん。
ガンランス使いの私には死角とかないけどね!\( ˆoˆ )/









私は会社で社内報を担当している。


社内報に載せるため、社内でイベントや集会があれば一眼レフ(Canon EOS なんとか)で撮影を行う。カメラ女子などというサブカル趣味などは持ち合わせていないのでクソほどに下手だ。




始めの頃はとても酷いもので、当時の上司に、手ブレの女王とまで言われたが、「女王」という肩書きに悪い気がしなかったのは、私が低脳だったおかげである。




また、来客がある時は記念撮影まで行うのだ。女王の私が。「ハイチーズ」は古いと5年前位に馬鹿にしていたものの、なんと掛け声をかけて撮影したら良いのか分からない。







「1+1はー!?」
「にーー!」だなんて、高学歴で品格のある役員の皆様方に愚かすぎる質問をする事で、私の首が飛ぶのは目に見えている。そもそも、その答えが「2」であるかどうか悩ませてしまうのではないかと、心配がつきない。そもそも、お客様に向かって、1+1はー?などというタメ口を使うことなど言語道断。社会人の風上にも置けぬわ!!!もし言うとしても、「1+1の答えは何になると思慮されますかー!?」位の事を言わなきゃならないと思う。無しだ。


「はいポーズ!」
記念撮影にポージングなど必要ないのだ。ポーズを取ってもらったところで、「おっ!ナイスポーズですね!」とか
言えやしないし、ジョジョ立ちなんてされた日には、「やばー!私、ジョースター家の中じゃジョニィジョースターが一番好きなんですよー!気が合いますね!今からちょっと飲みに行きません?」ってなってしまう。



ジョニィジョースター
ジョジョ立ち参照図



「はーい」
もうね、これを使っています。はいチーズは古い、カビが生えてブルーチーズになっちまってる。そんな私が試行錯誤の末に行き着いたのがこれ。でも果たしてこれで良いのか悩んでいるのです。だって、はーいってどのタイミングで来るか分かりませんものね。






わたしはこれでいいのか!?と悩みを抱えたまま、写真を撮っておりました。そんなある日、所長とおはなしする機会があり、たまたまカメラの話題になったので、「つかぬ事をお伺い致しますが…カメラで撮影する時って、なんて掛け声をかけたら良いのか悩んでるんです」と胸の内を明かしたところ…


「いきなりバシャッと撮ったら良いんだよ。顔なんて作ることはない。その瞬間の表情が、写真の醍醐味なんだから」




所長…かっけぇえええ
胸が熱くなった。





私たちは、カメラで良く写ることにこだわり過ぎているのでは無いでしょうか。最近では、SNOWが横行し、目は大きく!顔は小さく!マイナスな部分はスタンプで隠す!自分本来の姿を忘れてしまっているのです。



10年後、写真を見返したときにありのままの自分がいた方が、「げっ、めっちゃ太ってる〜〜!」となってもきっと笑える気がする。



なんとなく、友達と写真を撮るときは、そのままのカメラ機能で撮影するようになりましたとさ♡めでたしめでたし!