ショパンコンクールをアプリで観られるようになりました。いい時代だ・・・。
限られた時間ではありますが、毎日心躍らせながら拝聴しています。
ショパンに関しては皆さんそれぞれ好みの演奏スタイルがお有りだと思います。
お気に入りのコンテスタントを見つける楽しみや喜びがありますね
今朝早く、2次予選の結果を知って驚きました。
深い洞察に裏付けされた構築力。素晴らしい美音の持ち主、牛田智大くんがまさか敗退するなんて
ファイナルにいくと思っていましたから。
彼のソナタ、コンチェルトを聴いてみたかった…。
日本人コンテスタントのインタビューを聞き比べていると、溢れんばかりの思慮深さに恐れ入りました。話す内容も素晴らしければ、その英語の発音の美しさも群を抜いておられましたね。
彼は国際バカロレア校出身だそう。
これからは音楽だけできてもダメな時代だ…智がなければ。
改めてそう感じました。
医大生の沢田くんも心から応援していました。
勉強と両立する子にとって、彼はまさしく希望の星です。
それに、なんて綺麗な音の持ち主だろう。。
セミファイナルへは、なんというか、個性の強い演奏が残っていった気がします。
気品より気魄、という方も残ったような。
とても素晴らしい。でもベートーヴェンの方が似合う?というような演奏者も。
協賛金が有利とかどうとか、広告塔になったからどうのこうのとか、国際コンクールに出ている人に言わせると「本当に色々ある、、」と聞いたことがあります。
(このショパンコンクールがそうだ、と言っている訳ではありませんのでご承知おきを)
国内も同じか…。特定の門下が多数勝ち抜けていくとかありますし。
好まれるスタイル、奏法などもあるでしょう。単にコンクール指導力が高いということかもしれませんが。
興行というものを成立させないといけない以上、一筋縄ではいかない。
なかなか難しいものですね。
ショパンは気品あふれる作風の中にも母国への熱い想いに胸たぎらせた人。
どのコンテスタントもすでに素晴らしい活躍をされておられますので、今回の結果にとらわれ過ぎず、また私たちに感動あふれる音楽を届けてくださることでしょう。
皆さんに栄光あれ!
才気あふれる名演に毎日熱く感動しています。
オリンピックより大切です、私にとっては