先日我が地域で回遊展が有りました。

友達と数年ぶりに会って一緒に展示を拝見したり、常夜灯公園で

若かりし頃の写真を見たりして会話が弾みました。

この常夜灯は江戸から成田詣や、塩の生産が盛んでしたのでその

運搬等に使われたそうです。

数年前に点灯式が有りましたが、周りが明るすぎこの様な明かりで

も十分だっただとひと昔ふた昔前の思いにふけりました。

 

 先ずは旧浅子周慶さんの神輿店店舗兼主屋を拝見しました。

今では国登録有形文化財になっています。

ここで作られたお神輿が、富岡八幡宮に展示されています。

御神渡りには船で運び花火が打ち上げられ、お囃子を先頭に

お神輿が乗りその後にお神輿に関わった方々が乗り運びました。

バァバには懐かしい思いです。

今でいうお神輿の追っかけをしましたよ(笑)

 

 旧浅子神輿店がお店の前に工場をもち、最近はふれあい館

として休憩所になってます。一休みしながら関西風のうどんを頂きました。

ここには昔栄えたお店の数々を絵画にして展示されてます。

市で保存してあるお宅もあります。

 

 さて漸く刺し子の出番です。

このお宅ではいつもちりめん細工やら市松人形(昔の)を大事に保存され催し物が

有る時は展示されます。

 ここに私の父が丹精込めて作り上げた刺し子(70年以上たってます)を展示させて頂きました。

  

 この絵模様は{しょうじょすいふ}と言う瓶のお酒を振舞ってもX2瓶のお酒が無くならない」と言う

おめでたい神話だそうです。

2010年に何だか判らず更新しましたら、値踏みがありビックリしました。

これは大人しい絵柄だそうです。代々受け継ごうと思いましたが、娘が亡くなり息子一人では荷が重すぎると思い、これを展示して下さった方に委ねました。

これで父の遺品が日の目を見ることになって嬉しいし、肩の荷がおりました。

これからは郷土史料館に展示して下さるそうです。

何か父がもっと遠くへ行ってしまった様に感じましたが、孫(私の娘)と一緒に見てくれてると思います。

あ~また涙が出て来てしまい画面がはっきりしないのでこれで失礼します。