第30節 ジュビロ磐田戦 | 藤田(晋)ですが何か?

藤田(晋)ですが何か?

日々の感想を徒然に(笑)

雨。それも大雨。

当日15時頃までは、どんよりしてたのに。

16時頃から凄まじい雨に。

一旦は小雨となって落ち着いたのに、試合開始とともに大雨。

カッパやポンチョなんて、全く役に立ちませんでした(笑)


天候は最悪。

パスサッカーをするファジにとって、吉と出るか凶と出るか?



J2 第30節 vs ジュビロ磐田
1-1
【磐田】前半23分 宮崎 智彦
【岡山】後半37分 久保 裕一


前回のヤマハでの対戦は、岡山が先制したものの、すぐに追いつかれドロー。

今回は、その決着を付けるべく、両チームとも気合が入ってました。


磐田は、前線の前田・松井によるハイプレスを敢行。

上田・千明のダブルボランチはもちろん、DFまでボールを落ち着けることが出来ない。

ただ、簡単に奪われるシーンは皆無で、緊迫したゲームで進行する。

岡山も前節の敗戦から、しっかりとした守備は出来ていた。



前半23分。

右サイドからのクロスを久木田が頭でPA外まで掻き出す。

そこに走り込んできた宮崎選手が技アリのダイレクトボレー。

さすがの中林も、これには反応出来ず。

スーパーなJ1クラスのゴールで、岡山は早い時間に失点してしまう。

岡山も油断してたワケではないと思うが、これは宮崎選手を誉めるべき。

それくらいのゴールを見せつけられました。


失点後も慌てることなく、自分たちのリズムは保てていたと感じた。

雨の影響もあるだろうが、極端に磐田も押し込んでこない。

磐田の攻撃の時間が続いたが、最少失点で前半を終了する。



後半に入っても磐田の攻撃時間が続く。

しかし、後半15分を過ぎた辺りから、磐田のハイプレスが弱くなる。

そのため、岡山がボールをキープする時間が生まれる。

岡山のサイドアタックが徐々に表れ始め、シュートチャンスも増えてきた。


後半途中から清水を久保に替え、片山と石原をポジションチェンジ。

すると更に石原の入った左サイドからの攻撃が活性化。


後半37分。

中央を切り崩そうとするパスが一旦クリアされるが、田所がキープ。

そのボールを左サイドの石原へと繋ぐ。

短い距離のドリブルの後、シュート性のニアサイドへのクロスが入る。

そこへ相手選手よりも前に飛び込んだ久保が低空のダイビングヘッド!

枠内ギリギリに飛んだボールはゴールポストに当たった後、逆サイドのネットへ。

残り時間10分を切り、ほぼドン引きとなっていた磐田ゴールをこじ開ける。



同点に追いつかれた磐田は、攻める姿勢は見せるものの、目立った攻めは出来ず。

逆に追いついた岡山は足を止めることなく、幾度も磐田ゴールへ迫る。



しかし、両チームともゴールネットを揺らすことは出来なかった。

前回と同じく1-1でドロー。



これで勝ち点は48。

上位6チームのうち、北九州・大分が敗れた以外は全てドロー。

そのため、順位は変わらなかったものの、4位まで勝ち点1となった。




岡山は、終盤に再三ゴールに迫る場面は作ったが、逆転まで出来ず。

きっと選手は悔しいと思っているハズ。

ただ、サポーターは、その頑張りに拍手を送った。

逆に、磐田サポーターは、こちらに聞こえるくらいの叱責?をしていた。

なんか両極端な結末だったように感じた。



この天候の中、最後まで諦めず勝ち点3を目指した岡山の選手が誇らしい。

勝ち点差を詰めることは出来なかったが、離されなかっただけ良しとしたい。



今節、久保のゴールも素晴らしかったが、途中加入のウーゴも素晴らしかった。

稼働時間5分少々にも関わらず、高性能ドリブルを披露。

残り12節となったが、新たな楽しみを感じさせてくれました。




次節は、とうとう松本山雅との上位決戦!

可能性は、ほとんど薄くなってしまった自動昇格への道を再び灯すことが出来るのか?

何故か週末を楽しみにしている自分がいます(笑)

まずは、4位浮上へ。そして1つずつ上へ!


岡山の夢は、まだまだ続くと信じて。