とうとう10月。
長かったJ2リーグもあと2ヵ月。
残り8節で5位の岡山。
ここんところ勝てずに足踏み状態。
磐田以下のPO圏上位に付いていくために勝ち点が欲しい試合でした。
J2 第35節 vs Vファーレン長﨑
1-1
【岡山】前半6分 久保 裕一
【長﨑】後半43分 高杉 亮太
前半、風上を選んで臨んだ試合。
序盤こそハイプレスで長崎を前に進ませない。
その積極性のおかげか、早い時間で先制する。
前半6分。
左サイドを細かいパスワークで切り崩し。
田所が右足でクロスを入れる。
これは長崎DFに跳ね返されるが、そのボールを片山がダイレクトでシュート。
するとゴール前に居た久保がコースを変えてゴールイン。
当たったかどうか微妙なくらいでした。
実況も解説もずっと「片山のゴール」って言ってましたし(笑)
とにかく、久保らしい泥臭いゴールで岡山が先制。
その後も風上という条件を活かしてボールを前に進めるもシュートがない。
長崎も防戦一方だったが、ゴール前まで行かせずに1-0で前半終了。
すると後半、長崎は長身選手を次々と投入。
スティッペ、小松、黒木。
遠慮なく放り込んでくるロングボール。
そのボールに群がる長崎攻撃陣。
前半とは逆に長崎が猛攻をしかける。
岡山は1つ1つ粘り強く弾き返し、カウンターで勝負。
しかし、ゴール前まで全くと言っていいほどボールは行かない。
そのうち、FWまで守りを固め、早々に逃げ切り体制に入ってしまった。
ところが後半43分。
岡山陣内でのボールの奪い合い。
そのボールが左サイドに流れる。
久木田も詰めたがセンタリングを上げられる。
そのボールに久保が対処しようとするが届かず。
背後にいた高杉選手にダイビングヘッドを決められ同点に。
あと少しというところで、またもドロー決着となってしまった。
強風という中、辛抱強く守ったことは仕方がない。
となると、風上だった前半にもっと多くのシュートを打って欲しかった。
シュート4本だけのチャンスでは、なかなか点が取れない。
後半の猛攻を見た長崎サポは、ある程度満足したんじゃないかと思う。
とはいえ、貴重な勝ち点1をゲット。
大分が勝ったため、勝ち点で並ばれたものの、得失点差で5位キープ。
7位千葉とも勝ち点差が2となった。
負けていたら崖っぷちとなっていたところでした。
次節もアウェーで群馬戦。
ここからまた巻き返しを期待したいです。