イジメについて | たつにゃんの日常茶飯事

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イジメ問題について。


私は子供の頃、イジメられっ子だった。貧乏だった家には風呂もなく髪の毛はいつもフケだらけ。

そんな私をクラスメイト?(クラスメイトとも呼びたくないが)達が不潔だの臭いだの汚いだのエンガチョだと罵った。

高学年くらいなると不潔はイジメられるんだと悟り水道で頭だけでも洗った。

今は別れた妻も子供の頃イジメられた経験を持つので、私達夫婦は子供には優しい子なるようにと、イジメられている人がいたら助けてあげられる人になろうねと育てた。


その結果どうなったか?

優しくも正義感の強い子に育った娘は小学校2年生の時にイジメられているクラスメイトを助けた。そしてイジメの標的は娘になった。娘は授業中にも関わらず校庭に1人だった。

先生からその事を聞いた私達夫婦は娘を抱きしめて泣いた。そして貴女は間違ってない。死んでも貴女を守ると娘に誓った。イジメた子や親には文句は言わなかった。その事でまたイジメが大きくなる事や逆恨みを心配した。当時の担任が親身になってくれて……

その2年後にはイジメは自然に無くなっていた。


私は思う。果たして逆の場合はどうなるのだろうかと?

昔イジメっ子だった親は子供をどう育てる?もし自分の子供がイジメをしていると知った時親はどのような教育をする?昔はイジメ肯定派だったから子供を褒めるのか?イジメられたことの無い親に相手の子供の気持ちが分かるか?


この世からイジメが無くならないのは、親から子への連鎖が止まらないからではないのかと私は考える。