いつも私につきまとうワード「生きる」。

別に生きたいなんて思わない。

生まれてきちゃったから。

自分じゃ死を迎えることができないから。

今すぐ私を死に追いやってくれるのなら、どうぞって身を乗り出したいくらい。

 

生きていたいと思っている人にこの身体をあげたい。

本当に必要としてほしい人から、私の本当の部分はわかってもらえないまま。

今さら子どものように「こうしてほしい」「ああなりたい」なんてほざいてみても、ドン引きされるだけ。

結局のところ、私に振り向いてくれる人はいない。

私を必要と思う人なんていない。

 

たすけて・・・。

一人にしないで…。

もうどこにもいかないで…。

そばにいて・・・。

よりそっていて・・・。

見守っていて…。

小さな小さな自分がこう叫んでいる。

それをずっと聞こえないふりしてきた。

かなえたくっても、反応が怖いから何もできなかった。

虚勢を張ることが精いっぱいだった。

かわいくない子どもだった、私。

かわいげのない大人に成長した私。

 

よく言われた。

ちょっと甘えたことを言い始めたり、わがままが出始めると「お前は甘やかすとつけあがるから」。

そういわれたら、甘えの言葉も助けてとも言えなくなるじゃないの…。

どこまでならよくてどこからがよくないことなんだろう…。

 

仮に今、薬を大量に飲んだらどうなるか。

死にはしない。

もがき苦しむことはないが、意識がなくなるかヘンに覚醒しちゃうか。

でも、最期になってもだれ一人味方がいないのだから、いわゆる孤独死ってやつになるだろう。

 

子どもの私はずっとずっとどこかあったかくって気持ちがいいところへ行きたがっている。

そんな場所はないのに…。