うさぎの巨大結腸症を知ってから、7年が経ち

「うさぎの巨大結腸症が知られるようになるのはきっと、桜ちゃんが亡くなった後なのでしょうね…。」
桜ちゃんの獣医師からそう言われてから、4年が経ちました。

 

先日、エキゾチックが専門ではないかかりつけの動物病院で、とうとう獣医師の口から私自身の耳でうさぎの巨大結腸症の存在を認める発言を聞くことができました。

それは最近では、複数のうさぎ専門店がその存在を認め情報発信することが増えたおかげでもあり、SNSで多くの巨大結腸症の子を持つ方々が情報を発信したおかげでもあります。

私がうさぎの巨大結腸症を知るきっかけになったのは、
2017年1月26日 Facebookで見つけた"Megacolon"の言葉です。

(※正確には、”全てのチャーリーうさぎが、巨大結腸症に苦しんで亡くなるわけではない”)


そして海外サイトを調べてMediRabbitに辿りつき、先天性の遺伝子疾患でうさぎに巨大結腸症が発症することを知りました。

同年1月28日に、初めてアメブロでMegacolon(巨大結腸症)~柄うさぎさんの巨大な●は遺伝子疾患? を書きました。

当時国内ではまだ、「うさぎの巨大結腸症」について書かれたものは一切ありませでした。


しかし、同年の7月25日にEn-En遺伝子をもつウサギの巨大結腸症についての論文一覧 | The Garden of Ethel (garden-of-ethel.com)でも取り上げられたことにより、

徐々に国内でも「うさぎの巨大結腸症」の存在が認められるようになったと思います。


桜ちゃんの時はまだ孤独で、力不足で、できなかったことが沢山ありました。

撫子ちゃんと出会った今
もはや孤独ではなく、助けてくれる人がいて、あれから学んだことも沢山あります。

撫子ちゃんとの日々で得る、うさぎの巨大結腸症の治療について、
これからも発信し続けていこうと思います。

桜ちゃん、出会えてよかった、生まれてきてくれてありがとう。