7/2,7/9,7/16の3日間に渡り、ピアサポーターの講習を受けてきました。
ピアサポートとは「仲間どうしの支えあい」の事であり、がんのピアサポートでは、本人や家族ががんに罹った経験を持った人が、専門職とは異なる対等な立場でお互いを支え合います。

うちのお兄ちゃんのがんが見つかったのは2歳の時でしたが、これからどうなるのか、何をすれば良いのか全く分かりませんでした。治療や入院中の大まかなことは主治医や看護師に聞いてなんとかこなしていきましたが、生活の事、福祉のこと、病院での過ごし方、仕事のこと、、e.t.c.あまりに情報がなさすぎて、不安ばかりが大きくなったことを今でも覚えています。
そんな時に、既に治療を経験された方の闘病記が本当に励みにもなり、この治療も苦しい時ばかりではないと言う希望も持つことができました。さらに「こう言う治療の時はこうするともっと楽になる」とか「こう言う支援、補助を受けることができる」と言うことも、治療の先輩方や同じ時期に入院していた子どもたちのお父さんやお母さんに教えてもらいました。
それで、私自身もこの経験を活かしていきたい、不安を少しでも和らげたい、と言う思いから、闘病記のブログを公開したり、「くるみカフェ」に入って情報交換したりしてきました。
ただ、あくまでも自己流だったため、今回ピアサポーターの認定講習を受ける事で、体系的に当事者や専門家との関わり方、話の引き出し方などを学び、実習することができて、とても勉強になりました。
これからも、1人でも多くの方に必要な情報を届け、不安を和らげていきたいと思います。
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