キラ・キラ 265 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

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主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

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未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

おはようございます。

 

0時解禁になってた翔潤❤️💜

 

おJALのWEB動画ですって。

 

やっぱり5人じゃなくても

 

並んでいるのがみられるのは嬉しいですね。

 

 

 

 

 

それでは、本日もスタートです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キラ・キラ 265

 

 

 

 

〜知りたい O side〜

 
 
 
 
 
 
 
O:和、お皿出す?
 
 
N:あ、お願いします。
 
 
 
 
 
 
キッチンで。
 
和と一緒に、カレーを作っていた。
 
まあ、おれは和に言われた通りに
 
野菜を切ったりしただけ、なんだけど
 
和は、いちいち褒めてくれて
 
 
わ、上手い!とか
 
切り方が綺麗!とか
 
 
そんな風に言ってくれるから
 
なんだか、おれまで料理が上手くなった
 
気になってくる。
 
 
 
 
さっきおれたちは、一緒に会社を出て
 
買い物をしてから、ここに帰ってきた。
 
 
まずは、交代で風呂に入って
 
今はふたりで、ビールを飲みながら
 
カレーを作っていた。
 
 
和が、うちで初めて作ってくれた
 
シンプルなチキンのカレーだ。
 
 
いつだって、どれもこれも美味いんだけど
 
これは、最初に食べた時に
 
感激したんだよな〜。
 
 
 
おれは、透明な皿を出して和に渡すと
 
切った野菜を乗せて、シャカシャカと混ぜた
 
特製ドレッシングをかける。
 
 
よく、和が作ってくれるサラダで
 
バーベキューの時に、社長に
 
教えてもらったらしい。
 
 
 
 
 
N:あ、そろそろごはんもよそっちゃってください。
 
 
O:ん。
 
 
 
 
カレーの皿を出そうと、棚をあけると
 
木の箱が目に入った。
 
 
あれは、
 
桐箱入りのペアグラスだ。
 
なんとなく、使うタイミングを逃してたけど
 
せっかくだから、今日は使おうかな。
 
あとで、メシが終わった後に飲む時
 
出してみよう。
 
 
 
カレー皿を、炊飯器の横におくと
 
おれは、カレーの鍋を混ぜている和に
 
うしろからキュッと、腕を回して
 
鍋を覗き込む。
 
 
 
 
 
N:あっ///。
 
 
O:どう?できた?
 
 
N:はい。あの、ごはんを。
 
 
O:うん。和、どのくらいよそう?
 
 
N:あ、じゃあオレは自分でよそうんで。
 
 
O:そ?
 
 
 
 
 
赤くなっている和の首すじに
 
軽く、チュッと触れると
 
ちゃんといっぱい食えよ〜と言って
 
おれは和から離れた。