キラ・キラ 291 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

おはようございます。

 

さて今日は、MUSIC DAY♪

 

嵐ちゃんがいないので

 

翔くんのとことジャニメドレーだけ

 

見ようかな〜って感じです。

 

タイムテーブルでチェックしてみよう♪

 

みなさまは、全チェックされますか?

 

 

 

それでは、本日もスタートです♪

 

今日からまたニノちゃん目線です。

 

 

 

 

 

 

 

 

キラ・キラ 291

 

 

 

 

 

〜At the farewell party〜

 

 

 

 

 

智と話してて

 

なぜが、号泣のかなでさん。

 

 

他の女子たちと、こっちに戻って来たから

 

オレは、智の方に行こうかな〜と

 

カウンターの方を見ると

 

部長の隣に座って、話してる感じだったから

 

やめた。

 

 

まあ、後でいっか。

 

 

 

 

 

奏:にのみやさんっ。

 

 

N:はい。

 

 

奏:隣、ずわっでも、いいでずが〜?

 

 

N:ふはっ、もちろんですよ。

 

 

 

 

 

泣きながら来た、かなでさんに

 

どーぞと、隣に座っていた経理課の同僚に

 

ひとつ席をずれてもらう。

 

 

それがきっかけになって

 

なんとなく、席替えのように

 

みんながお酒を持ってずれ始めた。

 

 

かなでさんの話を聞きたいのか

 

オレのテーブルは、あっという間に

 

女子ばっかりになってしまった。

 

 

智が来たことに、みんな驚いてて

 

なんで来たの?とか、何話したの?とか

 

興味津々に、かなでさんを質問攻めにしていた。

 

 

ってか、オレも知りたかったから

 

ちょうどいいや。

 

 

かなでさんに、新しいおしぼりをもらってあげて

 

しゃくりあげている、その背中を

 

オレは、さすってあげる。

 

 

花は潤くんからだと、かなでさんがいうと

 

きゃぁ〜とか、うっそぉ〜とか

 

みんな興奮気味に、見せて見せて!と

 

大騒ぎだ。

 

 

さすが、潤くん。

 

来れないから花を用意するなんて

 

男前すぎる。

 

ってか、まあ。

 

智からなわけ、ないか。

 

ふふっ。

 

 

 

 

 

女:二宮さん。

 

 

N:はい?

 

 

 

 

かなでさんとは反対の

 

オレの隣に座った、女子が

 

話しかけてくる。

 

 

いつの間にか、隣にいたこの人

 

顔は知ってるけど

 

ちょっと、名前は知らない人だな。

 

 

 

 

 

女:さっき、かなでさんと外行ってましたよね。

 

 

N:はい。

 

 

女:私とも、外出ませんか?

 

 

N:え?

 

 

女:あの、少しでいいんで。

 

 

 

 

肩が触れるほど、近くに座ってる。

 

 

 

 

N:えっと‥‥なんで?かな。

 

 

女:少し、あの。ふたりでお話がしたくて。

 

 

N:‥‥うーん。

 

 

 

 

二宮さんは、あんまり飲み会に参加されないので

 

なかなか話す機会がないからって、言うけど。

 

そういうことなら、なおさら。

 

 

 

 

N:悪いけど‥‥それはちょっと。

 

 

女:ダメ、ですか。

 

 

N:ごめんなさい。

 

 

女:‥‥‥。

 

 

 

 

 

ウルウルと、見つめられても

 

困るし‥‥。

 

 

 

 

 

奏:にのみやさん!グラス、空いてますよ!

 

 

N:えっ。

 

 

奏:何飲みまずが〜?

 

 

N:え、あうん。何にしよっか。

 

 

 

 

急にかなでさんにメニューを出されて

 

じゃあ、おなじものでいいやと

 

酒を注文する。

 

泣き過ぎて鼻詰まりのかなでさんは

 

店員さんに頼んでくれた。

 

 

ちらりと、隣を見ると

 

いつの間にか、さっきの女子社員はいなくて

 

別の人が座っていて。

 

 

よかった。

 

 

あんな風に誘われることは滅多にないけど

 

正直、めんどくさいから

 

あっさり引いてくれてよかった。