こっそり、アメブロを再開。

いつまで続くか分からないけど、きまぐれに更新していきます。

再開しようと思ったきっかけは、この本を読んだこと。

私、実はミステリ好きでして。

小学生の時分に、シャーロック・ホームズは全巻読んだし、アガサ・クリスティもほぼ読んだはず。(…ただし忘れっぽいので内容は忘れました。)

日本の作家だと、宮部みゆきとか、浅田次郎、東野圭吾が好き。

…なはずなんだけど、バンコクに来てからはあまりミステリ読んでないな〜と思って、せっかくだから新しい作家さんを開拓してみることにしました。

適当に「ミステリ、おすすめ」とかで検索かけると、いろんなサイトで『ミステリファンなら絶対に読むべき!』とされている作品が。

それが、この綾辻行人の『十角館の殺人』でした。


ミステリファン必読の作品なら読まないわけにはいきません。
Kindleで買って読んでみました。

読んでみた結果…綾辻行人作品に、すっかりハマってしまいました!!

『十角館の殺人』は館シリーズと呼ばれる作品群の一作目なのですが、あまりに面白くて残りの作品も買い込んでしまってます。

ネタバレなしでちょっとだけ感想を。

一言で言えば、すっかり騙されて、2回読みたくなる作品です。
イニシエーションラブに通じるところがある。

それまでの世界観がくるっとひっくり返るような『衝撃の一言』が出てきます。

私の場合は、思いこんでいた話とあまりに事実が乖離していて、最初受け入れられず、むしろ衝撃は弱かったですね。

「ん、んー?どうゆうこと??」

で、ジワジワと、「え、えー!?」って衝撃が広がってく感じ。

こうやって騙されるの、私はけっこう好きです。

あと、私はミステリすきだけど、怖いのは嫌いで。
この作品もタイトルに『殺人』とあるくらいだから、殺人が起こるのですが、いい感じに現実味がない設定になってるので、完全にフィクションの中のできごととして感じられるからいい。

もちろん古い作品ってのもあるけど、全体に漂うレトロ感が好きです。

ミステリ好きの方におすすめです。