綾辻行人の『十角館の殺人』を読んだら、モチーフとなったアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』も読みたくなりました。
読んだことあるけど、数十年前ですっかり忘れてしまってるからね。
「電車が出てくるやつだっけ?」とか考えてたけど、それは『オリエント急行殺人事件』でした。
ところで、オリエント急行の会社が運営しているイースタン&オリエンタルエクスプレスっていう豪華列車がシンガポール⇔タイ間を走っています。
カンチャナブリに行ったときにこの列車を偶然見かけて、そのレトロかつ豪華な佇まいにすごく惹かれたのを覚えています。
いつか乗ってみたいなぁ〜。
話がそれましたね。
『そして誰もいなくなった』です。
まず『そして誰もいなくなった』っていうタイトルがいい。タイトル見ただけで、この小説面白くないはずがないって分かる感じ。
・孤島というシチュエーション
・部屋に貼られた童謡の歌詞
・一人ずつ減っていく兵隊さんの人形
ああ、たしかに『十角館の殺人』のモチーフだわ、と納得しながら読みました。
トリックを含めて「いやいや、それは無いよ!」っていう部分もあるけど、それによって評価を下げようと思わないくらい、完成度の高い作品だと思いました。(←めっちゃ上から目線のコメントですねw)
モチーフにしたくなる気持ちが分かる気がする。何度もカバーされてる名曲のような風格。
読み始めたらすぐ作品の世界観にひきこまれます。
未読の方はぜひ。
明日からバンコクの古本屋(キーブックス)がセールをやるそうですね。
「私、今日行こうと思ってる」って友人に話したら、明日からだよって止められました。
止めてくれてありがとう。
予定変更してドンキ行きのシャトルに乗ろうとニッコーホテルに行ってみたのですが、ニッコーからのシャトルは廃止になってるのですね?
着いてから調べて知りました。
私、だいたいのイメージで行動してるので、こういうことがよくあります。