小説レビュー『アクロイド殺し』

私が読んだのはバンコクの古本屋のキーブックスの半額セールで手に入れたもので、訳者が違うので厳密には同じとはいえないけど、まぁいいでしょう。

さて、この作品。

かの名探偵ポアロが登場する作品です。名探偵物、大好物です…！

ストーリーに関しては、ほんっとーにビックリしました。

いや、途中から「あれ、怪しいな？」とは思ってた。でもまさかね〜って思いつつ読みすすめたら、まさかまさかの結末でした。

賛否は別れるとは思いますが、私はかなり好きです。作者にまんまとやられました。

これから読む方にもこの「すっかりだまされる」快感を味わってほしいので、本筋に関わる感想はこれくらいにしておきましょう。

登場人物が魅力的なのもあって、すっかり話にひきこまれてしまいました。特に、噂好きのキャロラインのキャラクターは憎めないです。

ここ数年で読んだ推理小説の中でも、上位3位には入るお気に入りの作品になりました。

『そして誰もいなくなった』よりも怖くないです。

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