行ってきました~‼︎

じゃーん‼︎
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なんと、ふみぇがナマで聴いた過去最多記録更新のピアニストさん‼︎(センセ除くw)

今回で3回目です(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)


はじめて聴いたのは。
シューマンピアコン。→記事はコチラ。


2回目は2014年9月。→記事はコチラ。
その時のプログラムは…
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 BWV 989

ベートーヴェン:ソナタ第21番 「ヴァルトシュタイン」
武満 徹:雨の樹素描
武満 徹:雨の樹素描II -オリヴィエ・メシアンの追憶に-
リスト:《巡礼の年 第3年》より 〈エステ荘の噴水〉
リスト:バラード第2番 ロ短調
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死

【アンコール曲】
ショパン:《24の前奏曲》作品28より
 第11番 ロ長調、第15番 変ニ長調 「雨だれ」


でした。



小菅さん。

ザルツブルク音楽祭で急病のポゴレリッチに変わりショパンのピアコンを弾かれたことは有名です。とあるインタビューのページで、前日に『明日ショパン弾けないか?』と電話がかかってきて、夜中3時まで練習して本番に臨み大成功を収めた…とありました。

すごいですよね…‧˚₊*̥(* ⁰̷̴͈꒨⁰̷̴͈)‧˚₊*̥

その記事。




さて。

本日ははじめての会場。

小ホールで前から12列目。

絶好のポジション‼︎(こんな位置でしたが、実際はもっと近いです(*´艸`))

調律師さんが時間ギリギリまで調律をされていました。

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なんだかお隣のご婦人に小菅さんについて『いくつくらいなのか?』とか、『出身はどこか?』とか『大学はどこか?』とか質問されましたが、3回目聴きにくるくらいなので答えられる範囲(*´艸`)(笑




そして。


普通のリサイタルとは違い、ナビゲーターが‼︎

岡部真一郎さん(『レコード芸術』『音楽の友』などで評論を展開されている明治学院大の教授)が簡単なご挨拶やプログラムのご紹介をされ、公演がスタート。


プログラムには『質問シート』が挟まれており、その質問をもとに休憩後に小菅さんと岡部先生のトークを挟み、後半へ…

そのような流れでした。



非常にアットホームな雰囲気。

小ホールならではの和やかな空気に。


しかし、演奏が始まるとまた空気が一転。

小菅さんのだいだい色の明るい音色がホールに広がりました。

やっぱり聴いていて気持ちいい。

一気に小菅さんのベトベン、ショパンの世界に引き込まれていきました。


小菅優さんの演奏は説得力がある。

力強さと繊細さ…。


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岡部先生も冒頭にお話されていましたが、
ベートーベンとショパン。

一見相反する存在のようですが、根っこで繋がっている…


なるほどな…と納得。


随所でうるうる…(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜


休憩後に岡部先生のインタビュー。

開口一番。

『私には親しいピアニストが3人いて…


ポリーニ

内田光子

ツィメルマン


なんですが。(いや、そもそも面子スゴイし…w)彼らもショパンとベートーベンをよく弾くのですが、小菅さんの前半の演奏を聴いて、3人の顔が同時に浮かんできました』


と。



これって…

最高の褒め言葉ですよね…(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)


でも、納得‼︎(*゚ー゚)(*。_。)ウン♪



質問アンケートをもとに15分くらいでしょうか?インタビューの時間。


小菅さんのナマのお声聞いたのは2回目。

これまた彼女の音色と同じくやっぱりだいだい色の明るいお声なのです(*゚ー゚)(*。_。)ウン♪



我が師匠が以前お話されていましたが…

やっぱりその人の雰囲気や人柄って演奏に通じる…って。


はじめて小菅さんの演奏(シューマン)を聴いた時から音色がだいだい色。

2回目のサインしていただいた時にちらっとお話してはじめてお声を聴いてその音色の理由が判明‼︎…というか私の中で繋がった…‧˚₊*̥(* ⁰̷̴͈꒨⁰̷̴͈)‧˚₊*̥



インタビューでは


✴︎1日の練習時間

  →小学生の時?が一番練習したと。もう10歳でドイツ留学されてるんですよね…。

ドイツは給食もなく学校が終わるので帰宅してから夜まで弾いており、サッカーするのも好きだったと。今は演奏活動(年間40~50本くらいと言ってたかな)があるので、期間中はなかなか練習できないので公演がないときにまとめて…という感じだそうです。


✴︎ピアニストとして気を使っていること

→今まで練習で一度も手を痛めたことがないと。音楽家は飲むのも食べるのも好きなので(笑)健康になるべく気をつけるようにしていますと。


✴︎衣装について

→知り合いのアーティストさんより購入。


✴︎ベートーベン全曲レコーディングを完結されて思うこと

→ベートーベンは恐いというイメージがあるが実はあたたかい人だと。葛藤の後には必ず平和や救済がある。前半は皮肉っぽかったりという曲もあるけれど、特に後期の曲にはあたたかさがある。後半で演奏するソナタ31番のはじめの部分は、子どもを亡くしたお母さんを慰めるために即興で弾いたと言われている…そんなお話をしてくださいました。



なんか、お話している雰囲気…私、絶対仲良くなれるタイプだ!この方‼︎…というあの空気感(こらw)

すごい方なんですよ?でも、距離が近いのが嬉しいですね‼︎

流行りの『会いに行けるアイドル』とちょっと近い感じ?(笑



そして、空気が一転。

後半。



日本の作曲家。西村朗さんの作品『カラヴィンカ』

事前にYouTubeで検索するもヒットせずベールに包まれておりましたが、プログラムを見て納得…

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西村さんが小菅さんに献呈された作品なんですって。
…この曲、ヨーロッパでも人気だとお話されていましたが…納得。

CD欲しい…。
あの空気感…。

圧倒されました。


たぶん…
ソステヌートペダルを駆使していると思うのですが…
はじめての体験…
なんだ…あの空気…

タイトルの『カラヴィンカ』(阿弥陀経で極楽浄土に住むとされている上半身が人間、下半身が鳥の姿をしている美しい声を持つ想像上の生き物)に相応しい。

不思議な世界が広がりました…。

ちなみにカラヴィンカ。
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オオトリはこれ‼︎
予習して聴いた時にハートを撃ち抜かれたベートーベン31番。

なんてあったかい…(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜


あんな演奏聴いたら…


私レベルが『弾きたい…』なんて言っちゃいけないと…

というか、全く別世界のモノ。


実は…途中から集中できない状況に陥り…



隣のおじさんが…

膝に乗せているナイロンのジャンパーの表面を…指で…リズムを取って…擦って…鳴らしている…(T∀T;)


シャカシャカシャカシャカ…


耳障りな音が…


永遠続く…


しかも、リズムが合ってないけどご本人はこの曲お好きなのでしょう…



ノリノリ…



こういう時…

どうしたらよいのでしょう…



結局集中できず…(T∀T;)



気になって集中できません…

と、こっそりジェスチャーで知らせる?



…できませんでした。


それでも、小菅さんの渾身の演奏は素晴らしかったのです。




アンコールはエオリアンハープ。

一曲だけというのも様々足を運んでいる中で珍しい。




サイン。

列も短く。

してもらいましたよ‼︎



『こないだ◯◯と、◯◯も聴きに行きました‼︎』


前回のサインではお疲れのご様子でしたが、今回は手を止めて話を聞いて答えてくださいました。


ふみぇ。『手小さいんですね~』


小菅さん『そうなんです。9度しか届かなくて。』と、手を見せてくださる。


ふみぇ『私も小さいんですよ~』と手を見せる


小菅さん『ピアノ弾くんですか?』


と、まさかの質問返し…ヽ( ຶ▮  ຶ)ノ!!!‼︎


『はいっ‼︎』(←びっくりして大した返しできずw)


そんな感じで『また聴きに来ますね‼︎頑張ってください‼︎』と。


集中を妨げらろたオヤジのことなどすっかり忘れてシアワセ気分で帰宅しました。

( °̥̥̥̥̥̥̥̥◡͐°̥̥̥̥̥̥̥̥)❤︎



あー、握手してもらえばヨカタ… (๑°⌓°๑)

次回だな~。



そんな感じでシアワセな音のシャワーを浴びてきました。



また必ず聴きに行きますね~‼︎




ドロン。