以前BOOKOFFで200円…と、思わず購入してしまった、開かずの宝の持ち腐れ楽譜です。。。
北村朋幹さん。
(コチラより。)
東京藝大を経てベルリン芸大、フランクフルト音楽・舞台芸大で学ぶ。2005年東京音楽コンクールで第1位の他、ベートーベン国際ピアノコンクール第2位など入賞多数…という経歴。
欠かさず録画している『クラシック倶楽部』の録画その演奏をお聴きしてトキメキ、いつかお聴きしてみたい…と予々思っていたピアニスト(昨年4月の放送でしたね😊)
パイプ椅子3段重ね
そんな折に目に留まったコチラ
◉リスト《巡礼の年》全曲演奏会⁉️
◉演奏時間 約3時間20分
◉休憩2回⁉️
Xでよくお見かけする音楽ライターの
◉高坂はる香さん、プレトークアリ❣️
◉2300円と破格の価格…⁉️
相当重厚な演奏会になるであろうことを、覚悟しつつ。。。
開演から3時間20分後にはどんな世界が広がっているのだろう…
そんな好奇心とともに、ポチッとした公演でした
因みに、《巡礼の年》と改めて調べると…
とあり、リストの歩んだ20代から60代の約50年を一度に聴けるなんて、なんてすごい演奏会
北村朋幹さんのアルバムリリース💿に寄せたコンサート
コンサートも完売です
いつもなら、迷わず前方席を選ぶところですが、悩みました。。。
今回は長丁場…
プログラム的にもホールの音の響きを堪能しよう‼️…と、決め、生音が聴こえる前方ではなく、敢えてのこんな席をチョイス
この、所沢。
大ホールはたまに来ますが、この中ホールは初めてで、フタを開けてみるまでわかりませんでしたが、これが大正解の選択でした
14:15-14:45の開演前。
音楽ライターの
高坂はる香さんのプレトークが30分。
メモ魔?のワタシはメモをとりました
時代背景や、リストについて。
また、北村さんへのインタビュー内容など、数曲しか知らなかった『巡礼の年』の作品も、リストもぐっと身近に感じました。
このようなプレトーク有難いですね
【ロビー展示より。】
ピアノソロでこんなに長く、スケールの大きいリサイタルははじめてで、ちゃんと最後まで聞けるのかという不安と、最後にどのような世界が広がるかの期待での幕開け。
いやぁ…北村さんのピアノ素晴らしかった…😭
開演前の心配は杞憂となりました。
そして、私はこのような機会でもない限り、
《巡礼の年》全曲をしっかりと聴く機会はなかったと思います。
改めて…
第一年 スイス
第二年 イタリア
第三年 S.161
と、リストの歩んだ50年のその一端聴くことで、リストの歩んだ世界やその感性を覗かせていただくことができ、、、最後の第三年では、会場に広い宇宙が広がった…そんな感覚に。。。
…とにかくその壮大な音楽の、感動の渦に包まれました😭
私自身、リストの曲は『愛の夢第3番』しか弾いたことはありませんが、曲中に鐘が鳴ります。
そして、今回《巡礼の年》でもあちこちで“鐘の音”が鳴っていました。
“鐘の音”…いわばそれは、リストの『原風景』でもあり、リスト自身もそれに心を寄せていたのだろうな…と私は感じました。
演奏会前の勝手な先入観と印象では『第2年イタリア』かなぁ〜と思っていましたが、通して聴くと、断然、
『第3年』
が私の好みでした(*´艸`)
長丁場ではありましたが、素晴らしい演奏会に足を運べたこの機会に感謝です😊
コンサートも一期一会。
北村朋幹さんお聴きできてよかった
また機会があれば是非足を運びたいと思います^^
https://x.com/classic_indobu/status/1771535306468335955?s=46&t=IdaprMtK-XA3cG7AYErcyA
記事アレコレ。
⭐️【Duo recital】金川真弓さん&小菅優さん☺︎☺︎✨
先週末足を運んだステキなDuoリサイタル
⭐️【3月】お友だちたちとのピアノ練習会☺︎✨✨《動画》
今日もお立ち寄り&お読みいただきましてありがとうございました^^
ドロン。