これから書くことは、私の個人的な考えであり願望であり、違う考え方で受験勉強に励まれている方々を批判するつもりは全くありませんことを先に書かせて頂きますね。

 

***

 

我が家は私も夫も中学受験未経験。

娘は小3で入塾前。

受験がリアルにどんなものだか、まだわかっていません。

ただ何となく、「きっと大変なんだろうな」、と漠然と捉えています。

 

「ゆる受験ってできないの?」と以前SNSでつぶやいたところ、リアル友達から色々反応がありました。

大変そうで一歩踏み出せないという人。

気にはなっているけど、受験一色の小学校生活にしたくないという人。

今、まさに塾に通っている。やっぱり大変だよ、という人。

自分が受験をしたけど、良い経験だったよ、という人。

 

どれもなるほど、と思いつつも、「ゆる受験してるよ!できるよ!」という人はいませんでした。

ネットでもずいぶん「ゆる受験」「身の丈受験」を検索しました。

 

その中で、一番のヒントを貰えた本がこちらでした。

 

 

 

 

本の中で、ゆる受験とは、

「受験=いい体験だった、とするために、合格するようにきちんと向き合うのだけれども、子どもらしい生活を守れるようにゴールの要求水準は下げる」

 

と書かれていて、そうそう、まさにこれ。私が目指したいのはこれ!

 

子供の心身の健康を守り、読書や家族・友達と遊ぶ時間も確保しながら、しっかり勉強とは向き合う。

だけどもっと上へ上へ、とお尻を叩いき続けるのではなく、最初からある程度ゴール水準を下げ、そこに向かって必要十分なことだけをする。

理想論かもしれないけど、こんな受験ができたらいいなあと今は思っています。

(うっかりぐんぐん成績が上がりまくったら、それはその時考えます。ま、きっとそんなことはないんでしょうね。笑)

 

「少しでも上位の学校へ」と思うかどうかは、なぜ中学受験をしようとか考えているか、にもよるのでしょうかね。

一流大学に進むための近道として中高一貫校に行くのであれば、当然、少しでも偏差値の高くて合格実績の良い学校が望まれるでしょう。

 

うちは、その中高一貫校に進んだとき、娘がどんな6年間を過ごすことができるのか、を一番重視しています。

願わくば、自主性を重んじたのびのびとした校風の中で、高校受験がないメリット充分に生かして好きなことに熱中したり、将来進む道を見つけるための豊かなで多様な体験・経験ができる、そんな学校があれば偏差値に関わらずぜひ行かせたいと思うのです。

やりたい道に進むために大学進学が必要になる可能性は高いと思うので、合格実績はもちろん気にはなるけれど、それは優先順位としては次です。

 

だとしたら、「少しでも上位の学校へ」でなくて良い。

ゴール水準下げておくことで、娘の小学生らしい生活を少しでもキープできるればと思っています。

 

実際に塾が始まったらばそんな甘ーいことは言っていられいくらい荒波にもまれるのでしょうか?!

 でも荒波にもまれている時こそ、うちにとってオーバースペックなものを容赦なく切り捨てていくのも、親の役目かなとも思っています。

 

実際、検討している中堅校の過去問を見てみると、基本をきっちり抑えて+@の訓練をしたら、そこまで過酷な勉強をしなくても合格ラインに達しそうな気がしているのですが、どうなのでしょう??!!

 

うちみたいな考え方の場合、おそらく大手塾ではなく、個別や家庭教師と併用で自宅学習を中心に進めるのがよいのかなとは思うものの、4年生のうちはどのみち基礎・基本だと思うので、まずは大手塾(おそらくNの可能性大)で様子を見ようと思っています。

良さそうな個別が近所にないのと、娘のモチベーション的には、間違いなく塾でお友達と一緒、塾の宿題を(ある程度!)こなす、の方があがりそうなのでね。

現実問題、個別や家庭教師はお高いので、それはもうちょい先に検討すればよいかな。