こんにちは^^ ジュリアです。


今日もいいお天気ですね♪



すっかり忘れていたわけではないのですが・・・・


アメンバー様100名 突破記念

初めてのリクエスト小説


今回書いてみましたので・・・・


よろしければ皆さん読んでみてください。



タイトルはその名も・・・・


『Honey☆Beat』







「ねぇ・・・・・今年も”抱かれたい男ランキング”載ってるねぇ~~。」



「・・・・・相変わらず、敦賀蓮が一位なんだ・・・・・」



「仕方ないでしょぉ~~?!あんなに・・・・かっこいいんだもんっ♪」



「でも・・・・・もうすぐ40じゃない??」



「・・・・・歳は関係ないでしょ。それ以上の・・・・・色気があるんだもんっ!!!!!」



「あっ!!!!!この子・・・・・知ってる。」



「・・・・・・・・・・・誰??」



「モデルの・・・・・・・・・・”レオン”」






Honey☆Beat





「レオンッ!!!今日もお疲れ様っ!!!!

この後はそのまま家に送ればいいか?!」



今日も専属契約しているファッション誌の撮影が終わると

マネージャーの林さんが駆け寄ってきた。



「・・・・・いえ、今日は社長に呼ばれているので、事務所によってもらえますか??」



「・・・・・社長に??オレ・・・・マネージャーなのに知らないんだけど・・・・・」



「じゃあ仕事のことじゃなくて、個人的なことなんじゃないんですか?」



二人歩きながら駐車場まで急いでいると

周りにいる女性たちが何かとこちらをちらちら見ている。


マネージャーの林さんは、オレよりもかなり年上で

去年事務所に入ったばかりだって言ってたから・・・・今23歳。


何故か芸能事務所のマネージャーなのに、下手な芸能人よりも顔がいいのは

どうしてなんだろう・・・・とは思ってしまうのだが

本人は無自覚なんだから、この女性たちの熱い視線には一向に気づいてない。


毎回これだと、この先が思いやられるよ・・・・






車が走り出して、おもむろにオレは林さんに訊ねた。



「林さんって・・・・彼女作らないの?」



「・・・・・・なんで??」



「さっきのお姉さまたちの視線は、気づいてたよね?!」



「あぁ、あれ??アレは・・・・・・これのせいだろ??」



そういって、後部座席に投げたのは、某女性ファッション誌。


それには、毎年恒例の、”抱かれたい男ランキング”が載っていた。



「???」



訳もわからず首をかしげていると



「中、読んでみろよ。」



そういわれて、初めて中を見てみると・・・・・・



1位 敦賀蓮

    ・

    ・

4位 レオン

5位 不破尚

    ・

    ・



「・・・・・・・・・・・・えっ??」



これを見て、さすがに固まってしまった。


オレ、去年モデルになったばかりなのに・・・・

それに、TVには出ていなくて、CMに一回、しかも数秒だけ出ただけなのに・・・・・



「オレもさすがにビックリしたんだよねぇ~~~。

でも、さぁ~。京子の出てるCMに出ていた美少年は誰だって

かなり騒がれてたから、そのせいかもしれないとしても・・・・・

4位はすごすぎだよなぁ~~~っ!!!!!」



うれしそうに笑いながら言う林さんに、オレは何もいえなかった。


だって・・・・・・・・・・・


この順位は、かなりヤバイッ!!!!!!!!!!!!


だって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


絶対に、後から、あの人に・・・・・・・・・怒られるんだ・・・・・・・・・・・・・・・




 



林さんは事務所にスケジュールを確認しに行っている間、

オレは、芸能プロダクション最大手、LMEの社長室へとやってきた。



「レオン・・・・呼び出してすまなかったな。」



「社長・・・・・挨拶はいいので、早く本題をお願いします。」



「・・・・・・・・・・・せっかちなのは、誰に似たんだろうな。

まぁいい。

話は・・・・・・・・・・・コレだ。」



パサリと音を立てて目の前に出されたのは・・・・・・・

何かの台本だった。



「・・・・・・・コレ・・・・・・・・・は??」



「見てのとおり、台本だ。

お前に・・・・・・・・映画の話がある。」



「っ!!!!!オレは、役者はやらないって決めてるんですっ!!!!!!!!!」



「敦賀蓮の青年期、だとしても??」



「っ!!!!!!!!!」



「主役は、蓮だ。主役の、青年時代の回想シーンに

お前を使いたい、と・・・・・・・・

新開監督から、直々に依頼があった。

・・・・・・・・・・・・・意味が、わかるよな?!」



新開、監督って・・・・・・・・・・

オレの素性を知ってる人じゃないですか・・・・・・・・・



「・・・・・・・・・・社長は、オレが役者をしない、TVに出ないと

決めている理由、知ってますよね?!

それでも・・・・・・・コレに出てほしい、と?!」



「俺は・・・・・・・レオンがやりたい事をすればいい、と思っている。

今日この後、お前から二人に聞いてみればいい・・・・・」



「・・・・・・・・・・えっ?!」



「蓮は・・・・・・・・日本に帰ってきたぞ?!」



「いつ・・・・・・・・・」



「今朝、だったかな??」



「そう・・・・・・・・・ですか・・・・・・・・・・」







社長との話をそこそこに、俺は林さんと合流して家まで送ってもらった。


今オレは、家の玄関の前で、固まってしまっている。

今・・・・・・・・・ココで扉を開けたら・・・・・・・・・


アイツが帰ってきているんだ・・・・・・・・・・


オレの・・・・・・・・・・・・父親、が・・・・・・・



ガチャリ



「・・・・・・・・何やってるの??お兄ちゃん????」



ハッ!!!!!


顔を上げれば、玄関を開けてビックリしている妹、心愛(ここあ)が

目の前に現れた。



「早く入りなよ?!ママ、待ってるよ?!

それに・・・・・・・・・一年ぶりにパパも帰ってきてるんだから、ね?!」



オレは、そのパパが・・・・・・・・・苦手なんだよ・・・・・・・・。


心愛に腕を引っ張られて、ぐんぐん家の中へとつれられていく。


リビング扉を開けると、そこには・・・・・・・・・・・


35歳でもまだまだ若々しい、美しい母、女優の京子が

台所で後片付けをしていて・・・・・


39歳でも相変わらず”抱かれたい男”NO.1に君臨している、俳優の敦賀蓮が

ソファに座ってくつろいでいた。



「・・・・・・・・ただいま」



「「おかえり・・・・蓮音(レオン)」」



ハァーーーーーーーーーーーーーーーッ


オレは、この、父さんがいるこの家の雰囲気が・・・・・・

思いのほか苦手だ。


理由は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


万年新婚夫婦な、二人のせい。



「蓮音、夜ご飯はいる?」



「あぁ」



母さんの問いかけに答えると、母さんはオレのご飯の用意をし始めてくれた。



「蓮音、モデルの仕事は、どうだ??」



アメリカから帰ってきた早々、オレの仕事のことを聞き出してきた

敦賀蓮。

(父さん、とは死んでも呼びたくないっ!!!)



「・・・・・・・・・うまくいってるよ。」



「そう、かぁ?!」



ニヤニヤ笑いながら言う、40近いおっさんなはずなのに

きれいな顔の男は、きっとこれからオレに

映画の仕事をさせようと、説得をするつもりなんだろう。


・・・・・・・・・負けたくない。


やっぱり、父親には、負けたくない、んだ。





オレの名前は、蓮音・ヒズリ。16歳。


去年からモデル・レオンとしても仕事をしている。


父は、俳優の敦賀蓮。本名は、久遠・ヒズリ。

母は、女優の京子。本名は、キョーコ・ヒズリ。


二人は、オレが3歳のときに、結婚した。


敦賀蓮は、母さんのおなかの中に

オレがいることを知らずに、ハリウッドへ進出ししばらく戻ってこなかった。


日本に戻ってきた敦賀蓮は、オレに会って、とても驚いていたそうだ。


敦賀蓮と母さんの恋愛話は、あまり詳しく聞いたことはないけれど・・・・・

いろいろとあった事、だけは知っている。


二人は今もラブラブで・・・・・

あまり一緒のところを見ていたくない。



オレが、俳優をしない、TVにも出ない理由は・・・・・・・・


”声が似ている”からだ・・・・・・



敦賀蓮と京子の結婚は、世間みなが知っているが・・・・・・

オレの存在は、計算が合わないんだ。


だから・・・・・・・・・・・・・・


この声を、世間には聞かせたく、ないんだ。


やっぱり、なんだかんだ言っても・・・・・・・


二人が、好き、だから。





つづく(?)






web拍手始めました♪






ちょっと・・・・・

グダグダで、簡潔に終わらせてしまいました。


まずは、アメンバー様、ちょうど100人目『ケロちゃん』さんから

いただいたリクエストの内容をお教えしましょう♪


>主人公は蓮とキョーコの子供 年齢は16歳 (ちょっと無謀???)
>蓮が一方的に想いを突き付けてキョーコが消えてしまうところから始まり 

>その子が役者かモデルをしていて父親と一緒に仕事をする 子供はもちろんママッ子 

>最終的には 蓮×キョで落ち着いてほしいですが 蓮と子供でキョーコを取り合うのもいいかも・・・

というものでした、が・・・・・・


あまりクリアしておりませんね^^;

蓮キョの昔話をすることもなければ、キョーコを取り合いすらありません。


『ケロちゃん』さん、こんな感じで・・・・

いかがでしょうか?!


(あまりリクエストをクリアできなくて、ゴメンなチャイ!!)

でも、このお話をいただいたとき、”蓮音”という名前は、すぐに思いつきました^^


ちなみに、彼の外見のイメージは・・・・

蓮様、に程近いけど、ちょっとかわいらしい顔つき。

(キョーコにも似ている、ということで)

髪は、地毛は金髪で、ミルクティ色に染めてます。

目は、碧眼で、彼はコンタクトなしです^^

背の高さは、183cmくらいで、蓮より少しだけ背が低いです。

(ちょっと見下ろす感じ。まだ成長期だし?)



ホントは、じっくりゆっくり書こうかとも思ったのですが・・・・


実は本日、私のリアル娘の7歳のバースデー♪


ぜひ記念に(?)二人の子供のお話を書きたいな、と思いました^^



タイトルは・・・・・


V6の曲のタイトル、からではなく

(この曲、当時娘が大好きで、よく踊ってました^^)


Honeyは、蓮音くんのイメージから

(蜂蜜のように、甘い少年、というイメージだったのに

そのイメージを出せなかった)


Beatは、スキビにあわせた形ですね。

(だって、スキップ・ビートじゃないですか!!)


なんて・・・・・安易な考え。


でも、V6のこの歌、私も好きなんですよねぇ~。


”笑って、笑って、笑ってぇ~”って、ね!!!!



よかったら、感想お待ちしてます。


久々の小説だったので、グダグダ満載で申し訳ありませんでした。


蓮音くんは・・・・・

続き、書きたいですね^^


もちろん、イラストも♪



あぁ、最後に・・・・・

妹、心愛(ココア)ちゃんは、一応年齢は10歳くらいのつもりです。


年の離れた兄妹なんですねぇ~。

ま、仕方ないか。




それでは、長いあとがきで申し訳ないです。


今回の短編は、結構いろいろ裏を作ってたので・・・・・

本当に、この話のみで終わらすのは本当にもったいないです。


書けたら、書きたいなぁ~。


『ケロちゃん』さん、

こんなグダグダでよろしければ、このお話を差し上げますので

ぜひお教えくださいませ。



それでは、すべてのアメンバー様&読者様に

感謝をこめて。



ジュリアでした。